あわや最下位！救った成岡

今日は、Ｊリーグ第６節、アウェーの新潟戦であった。前節レッドで出場停止となった茶野に代わり、左ＤＦにお久しぶりの服部、トップ下は若年寄成岡、さらに、右サイドに太田、フォワードはカレンと前田という布陣であった。

　今日負ければ最下位というシビアな状況の中、ジュビロは前半から攻撃的に行く。右サイドに入った太田のスピードが活きる。
　前半２７分、太田がシンプルにクロスを入れたところを成岡がドンピシャヘッドいやあ、こんな時間に点が入ったのは久しぶりだ。

　しかし、今日の成岡はトップ下としてよく機能していた。得点シーンの飛び出しは見事だった。俊哉の後継者として、やっと成長してきたかというところだ。
　ところが、負けがこんでるチームというのは、うまくいかないものだ。すぐに、福西がケガで退場。ボランチは、名波と菊地という組み合わせになって、ほどなく前半終了。

　後半も、立ち上がりはガンガン行くジュビロ、だがシュートもコンコンポストに当てたりしているうちに、ペースは徐々に新潟に・・・
　だんだん泥沼化していく中、カレンの強烈なシュートがポストを叩いたときはとても嫌な予感がしたものだ。その後、ジュビロは俊哉に中山まで投入し、かろうじて逃げ切り。最後までハラハラする２勝目であった。

　今日のＭＶＰは、成岡だろうが、ＭＯＭには太田を推したい。スピード豊かなドリブルと、積極的なクロスとミドルシュートは、今のジュビロに欠けているものだ。
　西も悪くはないが、思い切って当面太田で行くのもいいのでないかと。あと、カレンがこのところいい。グラウの影がまったく見えなくなってしまった。

　家族とともに、テレビで見ていたことで、今日は勝てると言われていたことが、現実になったのも悲しいが、それにしても、もっと点取ってくれよ頼むから・・・おい！