アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

神楽坂寄席で市馬・菊之丞

2012-07-08 11:35:56 | 落語


小生、先輩の師匠からは市馬キチなんていわれるくらい市馬のファンであるが、同時に菊之丞のファンでもある。



 その二人の会があるとなれば、これはもう行くしかない。ということで、神楽坂の会館に出かけてきた。ホールは箪笥町という旧町名が残っている風情あるところ。
 いってみると市馬と菊之丞が二席ずつやるという、これはちょいと嬉しい。ということで、開口一番は市也。ネタは「手紙無筆」だった。

 このネタは柳家の入門時に最初に必ずやるネタという。なかなかいい感じにこなれていた。いよいよ・・・って感じか。
 さて、ここで市馬の登場だ。一席目は・・・おお、「かぼちゃ屋」だ。何度も聞いているが、市馬のかぼちゃ屋ってなんとも面白い。

 すっかりほぐしてもらったところで、菊之丞の登場。一席目は・・・おっ「付き馬」だ。最近聞いていない感じだったが、お調子ものの感じが菊之丞らしい。
 軽快なテンポでしっかり展開してくれて・・・うーん、さすがに菊之丞って感じ。ここでひとまず中入り。



 中入り後は、ふたたび菊之丞の登場。今度は・・・おっ「死ぬなら今」だ。これまた珍しい話だが、アレンジが今風でいいなあ。
 地獄の中で、前座談志、早めの出番、志ん朝でトリが圓生とか文楽なんて寄席やってるなら・・・早く死にたいかも(苦笑)

 そしてトリの市馬の登場だ。ネタは「らくだ」だった。これまでもなんどか聞いているが、なんとなくバージョンアップしている感じが・・・さすが市馬だ。
 すっかり満足して会場を後にした。

 ちなみに、この会夜の部もあり、三三・扇辰だった。こちらは行かなかったが、これまた魅力的なプログラムであった。
 神楽坂という、なんか江戸の香りを残す町での落語会。また機会があればぜひ・・・と。
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