宇宙の広さを・・・えっ、そんなもので

それにしても、いろんなグッズがあるものだと思ってしまったのが、今日紹介するこれだ。その名もＡＴＰという。ん、ＡＴＰとは、高校時代の生物でならった、アデノシン３リン酸のことかい？って思ったあなた、残念でした（←ほとんどいないと思う）

　これはAstronomical Toilet Paperといい、天文学の普及を狙って製作されたトイレットペーパーだという。なんでも星の一生が印刷されているとか。
　作ったのは、国立天文台などを拠点に、天文学の普及に取り組む「天文学とプラネタリウム」（通称・天プラ）という団体だ。しかし、この通称も・・・（苦笑）

　このペーパー、星が宇宙に浮かぶガスから生まれ、ガスを放出して死ぬまでを六コマの図と文章で解説。例えば太陽で約百億年になる星の一生を約七十センチの長さに表現しているというのだが、これはトイレに行くのが楽しくなるぞ。
　でもなあ、途中で切ったりすると、気になってすぐトイレに入りたくなるかも（苦笑）で、先に誰かに入られたりしたら・・・（爆）

　しかし、バカにしてはいけない。これ、なんと米国の科学誌「サイエンス」でも取り上げられたというのだ。でもなあ・・・ほんとか（笑）
　「天プラ」のメンバーの佐藤祐介さんによれば「科学的事実を学びながら、気軽に親しんでもらいたい」と話しているらしいが、微妙な感じは否めないぞ。

　こういう、トイレものを見てるとトイレ博士で名高い慶應義塾大学名誉教授の西岡秀雄先生を思い出すなあと思っていたら、なんと関与していたという。
　そんなこともわかる天プラのホームページはこちら・・・おもしろいですよ。それにしても、トイレ博士も関与するこのペーパー、一個２５０円。

　買ってきたら、家族からはバカにされるだろうなあ・・・ああ、単身赴任が懐かしい（汗）