我が家の寂しげなランの花
彼女の娘は、私の事をお父さんと呼んでいる。まだタイ語でポ―と呼ばれた事は無い。
本当はタイ語でポ―と呼ばれて見たいと思うが、娘が特別な気持ちで
日本語で呼んでくれていると思うと言い出せない。
娘と初めて会ったのは、小学校4~5年の頃だと思う。
彼女と一緒に田舎町を訪れた時、学校の帰りで、娘が自転車で家に帰り道にで、会ったのである。
だからもう十数年前の話である
娘の実父は生まれて直ぐに出て行ったので、父と呼ばれる男は私が初めてである。
実父はこの町に住んで居り、娘も知っているが、話をした事もないし、感心は無いと彼女は言っている。
娘は私を、如何思っているかは解らないが、一応父親として敬意を払ってくれている。
娘の祖父よりは、私の方が、歳が上と言う変な関係である。
娘の事は、一切彼女に任せており、私が口を挟む事は無い。
小さい時は愚図で、朝遅くまで寝ていて、親に叩き起こされていたが。
大学に入り、彼女の仕事を手伝い、朝も起こされる事も無くなり、夜も遅くまで勉強をしている。
見違えるように変わってきた。
タイの子供は、父親が外国人でも、余り気にする事なく溶け込んで来る。
日本で住んでいると、邪魔なやっだと思った娘も、思い出し懐かしく思う。
遠く離れて見て、初めて色々解る事も有る。
今度タイに行く時は、新しいタイの発見が出来れば良いが。
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