裏庭から家の裏側を写す
彼女が帰って家を建て出して数カ月がたち、私はタイに様子を見に行く事にした
勿論建設費のお金を持っての事である。その頃はTGのバンコク、ピサヌローク間の飛行機が飛んでいたのである
空港では大勢の親類縁者が迎えに来ていた。子供は20バーツ大人は50~100バーツのお金を貰うのが楽しみで来ている
迎えの車はピックアップトラックの2ドアーである
後ろの狭い籍に座り、BIG Cと言うスーパで沢山の買い物をして、1時間余りの道程である
家は屋根を葺く段階まで出来ていた
タイの田舎町で家を建てると言う事は、彼女が何でも指図をしなくてはならず
人探し建材などの購入雇い人の働き振りなどである
この時タイ人の本当の姿に直面した。それは2日間位差し入れの飲み物などを、提供した次の日だった
朝建築現場に行くと誰も仕事をしていない、日本人が関わって居るのだと解ると
日当を上げてくれなくては仕事をしないと言い、全員来なくなったと言う
親方らしい人間がいたらしいが、これがタイの現実だと驚いた
タイ人同士の約束でも簡単に破ってしまう、どうなる事かと心配していたら
彼女は全員首にした、仕事が欲しい人間はタイには沢山いるから心配するなと言う
屋根の瓦も足りないので、注文するからその後からでも人を雇うと言って
私が日本に帰るまで工事の再開は無かった
その後、家が出来たと言うので見に行くと、家の裏側が整備されて居ない
お金が足りなくなったから、今度来た時持って来てくれと言う、タイではよく有る話である
今度タイで長期生活すると行って見れば、台所が3カ所ある。こんな家は見た事が無い
1か所は使って無いが流し台はそのまま付いている
日本と違い土地が広いから、家を広げても問題無いのであろう
タイでは無駄な投資が多いのである、もったいないと言う精神が無いのである
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