田舎の市場と彼女の後姿
タイで彼女と知り合いどんな家に住んで居るのか興味が有った
君の住んでる家が見たいと言うと好いよと言うBTSの駅を降りてモータサイ(バイクタクシー)で
ルンビニ公園の側の貧民街の一角に連れて行ってくれる
えええ こんな所に住んで居るんだ周囲は汚げな家ばかりだ
親しいげな婆さんが出て来て話している子供達も集まって来る不安が募る
道路から近くの一画に有るバラック小屋の鍵が掛かったドアを開け入れと言う
こんな所に住んで居るんだ何か彼女に付いて来た事を後悔する
部屋は一部屋でベットの後ろに大きな扇風機が有り冷蔵庫と小さなテレビが有る
その他の家具らしきものは無い隣にトイレと水浴び用の容器が置いてある
彼女はテレビを点けてくれケーブルテレビと契約してると自慢げに話してくれる
何か食べたいと言うとこの近くには店が無いのでモータサイで買って来て上げると言う
お金を渡すと出て行き中々帰って来ない不安で有ったが30分位して帰って来た
結構遠くまで行って買って来てくれたらしい中々親切である
彼女と話していると私は故郷に家を建てたいと言っている
こんな所に住んでいて家を建てる金を貯めているとは到底思えない
彼女の身の上話を聞きながら娘を親に預けて一人バンコクで頑張っているんだと思った
過酷な生活だと日本人なら思うが彼女は活き活きと今の生活状況の中で生きている
こんな生活の中でも恥じる事や憶する事無く堂々と暮らしている
タイ人女性の逞しい一面が見えて来て見て良かったと思った
帰りにはタクシが通らないからモータサイを呼んでくれて最寄りのBTSの駅まで行くように言ってくれた
そんな彼女に魅せられてタイへの長い道が続く事となる
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