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これから読書を始めるのに、オススメの本9冊を紹介。

2018年12月26日 23時11分12秒 | 読書

半年ほど前のブログで予告をしていたのに、書けていなかったので、書いておきます。
これから読書を始める方にオススメの本紹介ー!

年末ということで来年の目標を立てようと思っている方も多いはず。
また、その中にたくさん本を読みたいと思っている人も多いはず!

というわけで、36歳の一般男子が薦める面白かった本の紹介です。
とりあえず分野を分けて9冊を紹介します。

分野は3つ

小説系
自己啓発・エッセイ系
変わりもの系

小説系


(1)風の歌を聴け/村上春樹

村上春樹の処女作です。ハードボイルドな描写は今読んでもまったく古臭くありません。
薄い本なので、値段も安いし、中古でもたくさん販売されています。
やっぱり売れている作家にはそれだけのおもしろさがあると思います。
風の歌を聴けがおもしろかったら、あとはズンズン村上ワールドに進んでいくはずですよ。
逆に合わなかったら、この一作で見極められます。


(2)夜のピクニック/恩田陸

ホラー作家でもある恩田陸が、とってもさわやかに学生生活を描いたお話。
修学旅行ではなく、一日かけて歩き続ける遠足(ピクニック)「夜行祭」が恒例行事になっているある高校が舞台。
ただ歩き続けるだけなのに、読ませる表現力と伏線がおもしろかった。
僕の中でTHE小説だなって感じがしたので、サラッと読みたい方にはオススメ。
文字慣れしていない人にもいいかも。村上春樹のように、いい意味で癖はない。
ちなみに、これが面白かったら、分野は違うけど恩田陸の「ネクロポリス」という長編にもチャレンジしてほしい。


(3)他人事/平山夢明

万人にはオススメは到底できないけれど、小説でしか味わえない狂気だと思う。
ホラーというよりは、グロテスクまたは残虐的に近い。
刺激的な小説を夜中に一人で読みたいという人にはオススメ。


自己啓発・エッセイ系


(4)サンドウィッチは銀座で/平山洋子

平松洋子は美食家であり読者家。この本は食べ歩きの感想本みたいなイメージ。
なんだけど、その食レポがおもしろい。ハイセンスであり庶民的という、
なんていうかオサレなおばちゃまの独り言なのだ。
この文章がおもしろかったら、「野蛮な読書」という本のレビュー本も楽しんでほしい。
きっと自分の幅が広がります。これはエッセイ系、だね。



(5)コンテンツの秘密/川上量生

これで、「のぶお」と読む。ニコニコ動画創始者であり、ジブリでも働いていた筆者が、
ものづくりの価値観を語っている。イメージ的には「ディズニーランドではどんな風に働いているか」的な。
ジブリではこんな風な価値観で働いていたよっていう本。でもやっぱりおもしろい。
2時間程度で読める気軽さも自己啓発本としては緩やかで、よろしいですね。



(6)絵の教室/安野光雄

そもそも芸術とは何か、絵とはどういう歴史を踏んで今日に至っているのか。
タイトル通りの絵について学ぶ本です。文体がやわらかく初心者でも大変分かりやすい入門書でした。
西洋美術史などは大変読みにくい年表的なものですが、これはそうではなく、
ザックリと、例えば美術館での楽しみ方などが分かる本なのです。



(7)棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか/棚橋弘至

新日本プロレスのエース、棚橋弘至のエッセイです。
これを読んだらあなたも棚橋のとりこ。プロレスの楽しみ方がわかっちゃいます。
そして、何より元気になる本です。元気になりたい方、年始に読むにはベストな本だと思いますv


変わりもの系



(8)絵本から広がる遊びの世界/読みあう活動研究会

絵本って何でそんな必要なの?エビデンスあるの?というお父さんに必須の本です。
これは友達の保育士からもらった本ですが、保育環境にも様々な目標があることを知ったことも驚きでした。
絵本はどれも同じではなく、その発達段階において適切なものがちゃんとあるのです。
子育て中のパパにオススメの一冊です。ある意味、自己啓発系かな。



(9)ヘンテコノミクス/佐藤雅彦

団子3兄弟やピタゴラスイッチなどで著名な東京芸術大学教授の本。
行動経済学を漫画を通してゆるく学ぶことができます。
これは軽いわりにはおもしろくって何度も読み返したくなります。
とりあえず、とりあえず本的なものを読むということなら、これなら読みやすいはず!
というか、これ読めない奴はもう何もすすめられねぇ!


というわけで、ジャンルをわけて9冊を紹介しました。
是非皆さんも読書を楽しんでくださいませ^^


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