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近代麻雀オリジナル 感想

2010-06-08 22:19:46 | 近代麻雀
近代麻雀オリジナル 2010年7月号


ワシズ

 自分に暴言を吐いた野球選手に灸を据えるため、球団を買ったワシズ様。


 共生イーグルスと首位を競う、ジャガーズのエース「結城」に対し、



 代打―――― ワシ…!!!


 ワシズ様 vs リーグナンバーワン投手。
 この勝負の行方は……!?


 今回も面白かったけど、これって麻雀漫画じゃないよね。
 ただのワシズ様萌え漫画だよね。

 ……って、あれ?
 それって、原作通りじゃん。




むこうぶち外伝 EZAKI

 サブタイトルの「関内」って何かと思ったら、横浜の地名なのね。
 確認してみたら、第1話も「本牧」という横浜の地名だった様だ。



 今回の内容はイマイチだった。


 個人的には「対子場」という単語を見た瞬間に、半分くらい読む気を無くした。
 まぁ、3人が対子手や暗刻手(刻子手じゃないの?)を繰り返すと、対子場になるのだとしよう。
 でも、江崎が勝つためにやった事って、単に3人に倣って、リャンメンを嫌っていっただけじゃん。

 しかも、彼らが鳴く度に好牌が流れ込むって、上家にポンされても、まだ縦に伸びるの?
 上山でも下山でも縦に伸びるなんて、対子場の一言で片付けて良い次元の偏りなのか?
 何より、対子場は対子手が必定と言い張って、残り1枚のシャボ待ちツモらせるのは無理があるだろ。


 他にも、ガン牌の可能性を疑っていたギャラリーが、

「なんだ? オレがおかしいのか!?
 シャンポンよりリャンメン待ちが普通じゃないのか…?」

 などと、ガン牌よりも、遥かに初歩的なところで疑問を持ったり、

「ここはそういう場なのです
 つまり…… 対子場なのです」

『麻雀では 順子がまったくできない…
 いわゆる 対子場がしばしば発生する』

 なんて説明していたのに、江崎の手に順子が2組あったりと、気になる点が多かった。

 つか、どうして、「順子がまったくできない」なんて、無茶な説明にしたんだろう?
 もしかして、配牌は例外として、ツモでは順子が出来ないという意味だったのかな?
 いや、それだって、無理があるよなぁ。
 ドンジャラじゃないんだから、対子場でも順子が出来る事くらいあるだろう。



 闘牌内容だけではなく、話のオチもイマイチだった。
 借金返済のために風俗で働かせようなんてのは、誰でもすぐ思い付く事なんじゃないか?
 むしろ、社長たちが、誰一人それを口にしなかった事の方が不思議だった。




全体

 新装刊第2号。

 買ってはみたけど、ワシズくらいしか読む作品がない。
 EZAKIに期待していたんだけど、第2話がこれではちょっと……。

 近オリ8月号は、片山まさゆきの読み切りが載るのか。
 買うべきか、立ち読みで済ますべきか、それが問題だ。


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