私も、自分自身の

家作りを考え始めた際、

父親の勧めで、

地元の工務店(大工さん)で、一度相談してみるように言われ、父も平素からお世話になっている方の経営している工務店でしたので、まるっきり無視するわけにもいかず、父親の顔を立てる形で、プラン提案をしてもらったことがあります。

一概に、良いとも、悪いとも言えませんが、私自身としては、・・・

○ 坪単価50万円前後と予算的に割高

○ 昔風な和風タイプの概観

○ 自分たちの思いが形にしてもらえず、殆ど、工務店の押し付け提案

等、

不満足な点が多かったため、一旦は、父親の顔を立て、プラン・見積り提案してもらったものの、私たち夫婦にとって、命がけの住宅ローンを借りて造る家にしては、妥協できなかったのです。

なぜ、一人大工さんの仕事が減っているか・・・
6年前に、品質確保法が制定され、一人大工さんであっても、大手ハウス
メーカーの建物であっても、最低10年保証できる家を作ることが義務付けら
れたため、年間3,4棟しか施工しない大工であっても、10年間保証すると言
うことは、10年間の間に40棟をメンテナンスしなければならず、・・・

それが出来ないため、

工務店又は、我々の様なハウスメーカーの下請けとして、様変わりしてきているわけです。
最近のお客様から大工さんの対応について、
「私の妻の父親が、昔、大工をしていたのですが、年間3,4棟の仕事で、
生計を立てているので、どうしても、2棟位、掛け持ちする中で、現場を進
めているため、どうしても工期も6ヶ月位掛かってしまい、人件費も、増え
てしまうので、当初の金額よりも、1,2割程度、割高となってしまうので、
注意するように言われました。」
とのことであった。
これが、すべてではないと思いますが、昔の風潮として、これに近いことは、あったようです。
もし、皆さんが自分自身の家を検討する時、私と同様に、親から「知り合いの大工で検討するように言われたとしたら・・・」果たして、どうしますか・・・

義理人情だけでは、自分自身の命がけの住宅ローンで作るマイホームを任せるわけにはいかないと思います。

しかも、景気不安定な中で、大切なマイホームを依頼するわけですから、万が一、大工さんが夜逃げ状態だったら

・・・あなたの家は、今後どうなってしまうのでしょうか

再度、住宅ローンを借り出して、他の工務店に任せますか。

でも、こんな話は、よく聞く話なのです。皆さんも、基礎のまま、現場が進んでいない、訳有りの現場を目にすることがあると思います。
これらの被害にあわないためには、財団法人日本住宅保証機構などが制度としている「住宅完成保証制度」に登録している住宅会社に任せれば、もし万が一の場合にも、最後まで、建物を保証しながら完成させてくれるので、一安心と言うわけです。

当然のことですが、カトリホームは、皆さんに万が一の場合にも、迷惑を掛けないため、この制度に登録していますので、ご安心してください。

参考
HP:カトリホーム
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