片割れ月おもちゃ箱

お笑い系エッセイです~

田植

2020年05月24日 | おもちゃ箱
 出羽富士を借景にして田植唄 …駄句である(_ _;)…パタリ



 郊外の道を通ると、遠く山際に見える白い花も、どうやら辛夷から朴の花に変わってきたようだ。
 コロナ禍を物ともせずに、あちこちの田んぼでは盛んに田植えが行われている。
 ご当地ヒーローといえども変身する前は農家らしいので、ネイガーも六条植えの田植機を駆って頑張っているというニュースを見た。やっぱりヒーローには田植機の上が一番似合っているということだろう。
 この辺りの田植えは今週くらいであらかた終えるそうだ。



テレビっ子

2020年05月17日 | おもちゃ箱
 切通抜ければ桐の花明かり …駄句である(_ _;)…パタリ


 母の容体がどうなっているかというと…
 私もよく分からない(_ _;)…パタリ
 コロナ禍を理由に病院は面会させてくれないからである。

 蛇の道は蛇とでも申しましょうか、一番口の軽そうな看護師を手名付けて聞いた話によると、まだ死んでないというから、生きてはいるらしいヾ( ̄o ̄😉オイオイ

 思うに任せない身だが、退屈しのぎにテレビを見ているという。
 どうやらBSで八代亜紀の演歌を聴き、寅さんの再放送を見て退屈しのぎをしていることは分かった。ラジオは只で聴けるが、テレビは有料ということで。病院内で千円で売られているテレビを見るためのカードを看護師さんに託していた。

 先日行ったときにテレビのカードの消息を看護師さんに訪ねると、全部使い切ったという。
 随分早く消費したことを喜びつつ、もう2枚看護師さんに渡しておいたが、今日行ってテレビのカードの減り具合を訪ねると、ほとんど度数が無くなりつつだという。

 賢い消費者はすでにお分かりだと思うが、私は10日ほどの間にテレビのカードに5千円も支払ったことになる。
 テレビを見ているということは、パープリンにはなってはいないと俄かに安心したところで、すこし考えてみた。
 体が不自由でも頭がはっきりしているよりも、パープリンでもいいから体が丈夫な方が幸いだったかも。
 煎じ詰めれば、どっちもどっち。頭も体も健康であるに越したことはない…ヾ( ̄o ̄)コラコラ…

岡目八目

2020年05月07日 | おもちゃ箱
 山笑ふ羽の国なべてうるはしく …駄句である(_ _;)…パタリ



 ほとんど毎日のように病院に行っている。
 面会は許されていないので、見たわけではないが、医者の話では、母の病状は小康状態が続いているようだ。
 病棟に入るにはマスク着用が必須である。
 入院当初、マスクの持ち合わせが2枚しかなく、何日も同じマスクをしていたのだが、己のマスクの臭さに、ついつい咳き込んだりして、コロナを疑う看護師さんの厳しい視線を浴びていた。
 自分のマスクの臭さに耐えかねて、ドラックストアに買いに行ったところで、売っていたのか売られていなかったのか、いつも売り切れの札が痛々しい。
 しかしながら、巷を行く人のほとんどがマスクをしているのは一体どこから手に入れているのだろうか。もしかして私と同じで何日も同じマスクをしているのだろうか。

 ある役所に行った折、顔なじみの受付の女性に、マスクは役所でもらっているのかと尋ねると、ネットを通じて自前で調達しているという。
 コンビニの店員さんにも聞いたところ、やはりネットで買っているという。

 いつまでも同じマスクを付けて窒息死する訳にもいかないので、私も恐る恐る100枚入りをネットで注文したところ、先日、注文してから2週間ほどで届いた。
 中国産のマスクで多少粗悪品ではあるが、無いよりはマシであろう。
 それにつけても、アベノマスクは待てど暮らせど届かない、一体どうなっているんだろうか…

 さて、政府のコロナ対策や専門家会議の意見が素人目にも疑わしい。それに加え、どこぞの専門家やら口の達者なコメンテーターやらが雑音を発するものだから、我々国民は何を信じていいか分からなくなっていたところ、他の分野の学者たちが出鱈目を見破りだし、次々に事の次第を露わにしつつある。
 おそらく、最近になって利権がらみの専門家会議のメンバーが自分たちの非を認めざるを得なくなったのは、ごたごたに業を煮やした山中伸弥教授が新型コロナについての情報発信を始めたことが大きかった。素人を煙に巻いたところで、ノーベル賞学者が相手では誤魔化せないと観念したのだろう。
 これからは下記の山中教授のサイトの情報を信じて生きて行こうではないか(*^^*)ポッ
<山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信>
https://www.covid19-yamanaka.com/

勝ち逃げ

2020年05月05日 | おもちゃ箱
 斑雪嶺に田の神います出羽の国 …駄句である(_ _;)…パタリ

 山の中央に腰を曲げた種まきじっちゃ、左のほうには観音菩薩の横顔も…


 コロナ禍の中、自粛を求められているパチンコ屋が何かと注目の的になっている。
 店側にしてみれば、釘を閉めるのは簡単な話だが店を閉めるにはちと難儀らしい。
 パチンコ屋はその気になれば釘をちょっと閉めれば一日数百万もの儲けを出せる商売なので、自粛明けにいくらでも元は取れそうな気がするが、依存症のお客をパチンコから遠ざけては元も子もなくなる。その辺のさじ加減はパチンコ業界に請われている心理学者に尋ねてみないと何とも言えない…

 かく言う私は、暇で暇で何もすることが無いからといって、パチンコ屋に出かけてみようかという発想は今でこそ持ち合わせていないが、35年以上も昔に遡ると、時々パチンコに出かけて女房子供を泣かせていたものである(*^―^*)ゞポリポリ
 平日の仕事が早く終わった帰りに行くこともあった。晩飯前の小一時間ほどで大負けし、パチンコ屋の自動ドアを出た瞬間、不覚にも己の不甲斐なさにぽろっと大粒の涙を零したこは一度や二度の話ではない。
 当時は、早く家に帰ったところで、その頃にはすでにモンスター化した女房に虐められるので、息抜きのためには仕方がなかった。女に走らなかっただけでも良しとしたい。
 とはいっても、こんな荒んだ生活からは、一日でも早く足を洗わなければと思い、パチンコライフから抜け出す機会をうかがう日々が続いていた。

 その日も仕事が早く終わり、パチンコ屋の前を通ると、なぜか吸い込まれるように駐車場に車を止めていた。
 勝負の早い機種のパチンコ台に向かい、千円分の玉を買って、いざ勝負。
 開始から1分もしないうちに中央のルーレット状の回転皿に球が吸い込まれていった。ここで真ん中の穴に入れば両翼が全開し大当たりということになるのだが、なんという幸運だろうか。打ち出した球は大開きになった翼に殆んど拾われて入賞穴に入っていく。1回の大当たりで玉はドル箱一ぱいになった(*^^*)ポッ

 ドル箱とは玉が2000個くらい入るプラスチックの箱で、金に換算すると一箱5千円くらいになる。千円使って5千円だと4千円の儲けになるので、今日はこの辺で勝ち逃げしようと思った刹那、またも大当たり。ドル箱が2つに増え、5分もしないうちに9千円の儲けである。そろそろやめて子供におもちゃでも買って帰るか・・・
 ところがそうは問屋が卸してくれない。
 続けざまに大当たりが来て、止めるにやめられない。5回目、6回目、7回目と大当たりは続き、どうやら確率変動の連チャンモードに突入したようだ。俗にいうフィーバーである。あっという間にドル箱が5段づつ2列に10段積まれた頃には、三々五々常連客のギャラリーが私の後ろにやって来ては、羨望のまなざしで眺めている。中でも牢名主みたいな御仁は、『どちらのお兄さんか知らないが、オレの持っている15連チャンの記録を破れるかな?」などと挑発的だ。

 箱が10段積まれたあたりから、台から吐き出される玉をドル箱に移すという修行僧のような単純作業に私の身体と精神に変化が起こり始める。
 覚醒というのか幻覚というのか、耳はダンボのように研ぎ澄まされ、周りの常連客達が虫けらに見えてきた。そして、「早くあの野郎のフィーバーが終わるように」と虫けらたちが御呪いをしている声まで聞こえてくるようになる。どうやら私はヘンテコリンな人間に変わってしまったようだ。
『ふん、貧乏人どもめ!、おれの箱からこぼれた玉を狙っているのだろうが、お前らには1個たりとも取られて堪るか!』。正に強欲とはこんな人間を云うのだろう。

 箱が15段になったあたりからトイレに行きたくなってきたが、もし、台を留守にした間に貧乏人のハイエナどもに玉を一掴みづつ盗まれても困る。大金持ちになるための修行と思ってトイレは我慢することにしたが、大当たりして失禁した小心者がいたと、明日から町の噂にされても困るなと思うと、妙な脂汗まで出てくるではないか。

 私の後ろに箱が5段づつ4列に並んだ頃になると、どうやら牢名主は尻尾を巻いて逃げ去ったようだ。私はとうとう悟りの境地に達し、妙な余裕が出てきて、このままだとパチンコ屋がつぶれないだろうかなどと店の経営に気遣いさえ見せていたが、
『お客さん、定量になりましたので打ち止めになります』と店員が唐突にやってきた。
 店員の話では、これ以上玉を出すと他の客の射幸心を煽るとかで、警察に咎められるというではないか。店長に土下座でもしてもらわないと私の気が治まらないというものだが、店を潰すわけにもいかないので仕方あるまい…
 けっきょく、店員が持ってきた台車にドル箱を20箱積んで景品交換所に向かい、玉4万個分の景品に取り換える。その店では現金化できる景品は両手に余るほどのライターの石であった。それをパチンコ屋の敷地内にある小屋に持っていくと現金に換えてくれる。結果は締めて10万円強。

 パチンコを打っているときはドル箱の重量感に大富豪になった気分でいたが、金にしてみると大したことが無かったかも。
 金は何に使おうかと少し考えたが、元手として手元に残すと、またパチンコに出かけて行って身ぐるみ剥がされるに決まっている。20連チャンという荒行を積み悟りを開いた私はパチンコから足を洗うためにも全部使い切るという結論に達した。
 日曜日、家族を連れて『札幌かに本家』でカニをたらふく食べた帰り、靴やら何やら買い全部使った。そして、それ以来パチンコはやったことが無いヾ( ̄o ̄😉オイオイ



八つ当たり

2020年04月28日 | おもちゃ箱
 歳月の野辺に忘らず汝はあざみ …駄句である(_ _;)…パタリ



 母の容体は残念ながら良くはない。
 そんな暗い話はそっちに置いて、明るい話題でもと思ったのだが・・・
 どうしても愚痴っぽい話になってしまうのは時節柄仕方がないのか。

 へらへらした石田純一が生き残って、毅然とした岡江久美子さんが亡くなられた。
 なにも岡江久美子さんの代わりに石田純一に死んでほしかったと言っている訳ではないが、世の中には理不尽なことのなんと多いことだろうか。
 岡江久美子さんは若い頃から地元の『高清水』という日本酒のCMを20年ほどやっていた。CMを見た私は、岡江久美子さんの美貌に惚れこみ、それまで愛飲していた『新政』という銘柄を裏切ってまで『高清水』に鞍替えしたほどである。
 本当の本音を言うと、岡江久美子さんの代わりに石田純一に死んでほしかったヾ( ̄o ̄😉オイオイ



やっぱり世の中なにか間違っている。
・・・治にゐて乱を忘れず・・・
 安倍政権はこのコロナ禍において、いまだに何も手を打っていない。
 ぬるま湯にずっぽり浸かっていた政権には、成す術などあるまい。
 昭惠夫人さえ治めることができない者に、国を治めることなど出来るはずもなかろう。安倍、とっとと辞めろ!!!
 そうだ!そうだ!とっとと辞めろ!!!

 あー、すっきりした(*^^*)ポッ

あざみの歌

2020年03月31日 | おもちゃ箱
 蕗の芽は母の手並みに託しけり …駄句である(_ _;)…パタリ

 志村けんさんが亡くなられた事といい、あれやこれやで、なんだか気が塞いでくる。
 とうとう私の生活圏からも新型コロナウイルスの感染者が出てしまった。それも目と鼻の先の自衛隊駐屯地と来れば、もう覚悟を決めて諦めるしかない(_ _;)…パタリ
 近くのスーパーに毎度お使いに行かされている私にも移っているに違いない、タバコと酒と女がやめられずに今まで生きてきたが、こんな時のリスクも承知の上だから仕方がないと言えば仕方がないのかも…(つд⊂)エーン
 やはり、こんな時は昭和歌謡を聴くに限る。
 今日は、秋田ゆかりの倍賞千恵子さんの歌です。
 倍賞という珍しい名字は、先祖が足軽として仕えていた秋田佐竹藩からお褒めの賞を頂いた折に、付けられた姓とのこと。倍賞の父は秋田出身であり、十和田湖近くの鹿角地方には今も何件かある名字だそうだ。
 それでは「あざみの歌」をどうぞ(*^^*)ポッ





木の芽時

2020年03月23日 | おもちゃ箱
 ものの芽や昭和演歌につと涙 …駄句である(_ _;)…パタリ





 八月が鎮魂の月ならば、三月は何と表現したらいいのか…
 三月に入ってから新型コロナウイルス騒動を念頭にブログ更新もコメも休んでずっとそのことを考えていた。
 結果として大脳も小脳も委縮して思考能力やら身体能力やらが低下していることから何も思い浮かばないまま今日に至ったが、気が付けば庭のユキワリソウもヒマラヤユキノシタも咲いている。いくらなんでも私も少し動き出すことにする。

 学校では晴れやかに行われるはずだった卒業式も政府からの自粛要請で中止になったり、行っても形ばかりに終わったそうだ。下級生からの花束も有耶無耶にされた卒業生は本当に気の毒である。卒業して新しい世界に飛び出す気持ちの整理もできなかったに違いない。

 さて、その自粛要請をした政府が気になったので、国会中継を見ていたが、ちんぷんかんぷんな答弁を繰り返す爺さん大臣。由紀子ちゃんに容姿が似ているが支離滅裂の答弁に終始する法務大臣と意地悪な質問を繰り返す野党の女性議員。元弁護士同士の舌戦も元々安倍に言われて根拠のない法案を通した由紀子ちゃんに理があるはずがない。

 由紀子ちゃんをあまり虐めないでほしいと願ったが、そこへ「速記止めてください!」を連呼するセッカチ姐やの蓮舫までが出てきて嵩にかかって虐めるではないか。由紀子ちゃんに顔が似ているのでちょっと可哀そうだと思ってはみたが、安倍の悪事に加担していては救いようがない…

 今日は森友問題が取り上げられていたが、厚顔無恥な安倍の後ろでは茂木が鼻をかんでいるし、河野は眠そうで半落ち状態、麻生は寝たふりをしてにやけているし…
 結局、新型コロナウイルスよりも恐ろしいのは安倍政権のような気がするのは私だけだろうか。すでに法治国家ではなくなっている日本国。とりあえず3月は萎えの月とでもしておこう~~~~~~~(;_ _)O パタ...

品切れの新型

2020年02月29日 | おもちゃ箱
 超新星生れて果てなき朧かな …駄句である(_ _;)…パタリ
 


 いつもの年なら下ズボンは彼岸の中日まで穿くものと決めていたが、今年は暖冬である。下半身がむずむずしてくるのも例年よりだいぶ早くなってきた。クールダウンしようかとも思ったが、外はまだ寒そうなので今日はまだ下ズボンを穿いてスーパーへお使いに行ってきた。

 カレールーやらワサビやら何やらかにやらをかごに入れ、最後はメモ用紙の一番下に書かれてあるトイレットペーパーコーナーへと向かうも、棚がガラガラで一個もないではないか!!!
仕方が無いので店を出たあとに、すぐ隣にあるドラッグストアで買おうと店に向かったのだが、店の中からトイレットペーパーとテッシュペーパーを抱えた老若男女が次から次へと店の外へと出てくるではないか・・・

 まさか一日に1万バレルほどの排泄をする新型の人間が出現しているのではと、危機感を感じた私は足早に売り場へ急ぐと、案の定、売り場はほとんど品切れ状態で、「お1人様1個」の札が痛々しい。
 それでも、まだ売れ残っていたエリエールのダブルを1個手に入れることができたが、それも私が手にしてからすぐに次から次へと押し寄せるオバタリアンたちの手中に消え、棚は空っぽの状態になり、その時点で残っていたのは超高級品か超粗悪品かの両極端のものばかりが数個だけとなった。

 あまりにも理不尽なので、店中ぐるぐる回り、店の中で一番美人な店員を呼び止めて事情を聞いたところ、「あらかじめ予想していたので一人一個しか売られないルールにしたのだが、何回となく店に来てレジを通る新型人間も出現している」と眉をひそめて話してくれた。

 トイレットペーパー不足はデマだと分かっていても、実際に棚からモノが消えていく現実を見て「自分も余分に買っておいた方がいいか」との悪循環でこうゆうことになっているそうだ。店員さん曰く、「明日になれば同じ品数が入ってくるので早めに来ていただければ売っている」そうだ。
 もちろん、ちょっと覗いたマスクコーナーには相変わらず「品切れ」の札が貼られていた(_ _;)…パタリ

雁帰る

2020年02月16日 | おもちゃ箱
 行く雁を木切れ拾うて見送りつ …駄句である(_ _;)…パタリ



 先日降った雪もすっかり消え、私も再び堕落した日常を過ごしている。
 7日の朝方からは渡り鳥の北帰行も見られた。
 四五十羽ほどの群が次から次へと我が家の頭上を大声を出しながら飛んで行き、その数は日本野鳥の会に数えてもらうまでもなく、おそらく万は下らなかったであろう。
 今日の小泉潟には羽を休める渡り鳥がまだ残っていたが、例年よりもずいぶん春が早くなりそうな気がする。
 無事に帰還できない雁も中にはいただろうと、雁風呂の民話のことなど思いながら傍らの木切れを拾い雁を見送った(*^^*)ポッ
 







冴返る

2020年02月11日 | おもちゃ箱
 バス停にいつかの女日脚伸ぶ …駄句である(_ _;)…パタリ



 ここ二三日バナナで釘を打っているヾ( ̄o ̄😉オイオイ
 雪もだいぶ嵩み、小路に入ると車がすれ違うことができないと市への苦情も多いそうだが、役人はずるがしこいもので、除雪の苦情はすべて下請けのコールセンターに一括して任せているそうだ。
 まあそのほうが横柄な役人とやり取りするよりも平身低頭に対応してくれる女性の声を聞けて苦情を言う側も腰砕けになるというものである。

 極寒の南極ではウイルスが死滅して風邪をひかないそうだが、この辺りはそこまでは寒くないので冬になるとマスクをつけて外出する人が多くなってくる。
 中には女房のように冬でもないのに顔を隠すためにマスクをして歩く女もけっこういる。化粧するのが面倒くさいと言い訳するが、そのような女に限って目だけはばっちり厚化粧しているもので、付けまつげのメーカーに多少の違いはあれ、みんな同じ顔に見えてくる。

 話が横道にそれてしまった(*^―^*)ゞポリポリ
 インフルエンザやコロナウイルスという物騒なものも流行っていると聞き、万が一のことを考えて私もマスクを調達しようとしたところ、どうやら感染を恐れて日本中のマスクを買い占めした御仁がいたようで、どこに行っても売っていない。おそらく御仁はウイルスに感染するより先に今頃マスクに埋もれて窒息死しているに違いない。

 さて、秋田にも桜の頃と紅葉の時期には毎年寄港するダイヤモンド・プリンセス号の惨事が連日報道されている。海の高島平団地と比喩した人がいたが、私も土崎の埠頭でその船を見たことがある。ちょっと大げさかもしれないが、その巨大さはカメラのフレーム100枚でも収まらないほどであった。
 速やかな全員解放、回復を願ってやまない。