かたぎしゆみえ建築設計事務所

岩手県滝沢市野沢62-83

House A(仮)-4

2008-08-29 | 岩手の家
設計を進めるにあたり、何度か建て主とお話をしていくうちに
現在どのような住まい方をしている方なのか、
そして新たな住宅では
どんな住まい方をしたいのかということが見えてきます

 House Aでの要望は大きくは以下の点であった
1.省エネルギーに住まう事ができる家
 (木質バイオマスエネルギーを利用する)
2.家事労働の軽減
3.バックヤード的に使える土間が欲しい
4.周囲の風景に馴染む自然な外観としたい
5.大きすぎないコンパクトな家
 (客間など使用頻度が少ない部屋はいらない)

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House A(仮)-3

2008-08-28 | 岩手の家
2007年8月、土地の諸条件の決定を待ち基本設計にとりかかる
建て主よりヒアリングした、要望などをまとめた調書とにらめっこしながら
基本の平面や立面、断面を計画する
1回目の提案を提出したあと、建て主の調書には現れなかった要望が現れる
何もない状態では、なかなか要望が明確にならないものです
実際、計画してそのプランを見ていただくと、明確になってきたりします

そして再度プランを練り直し、2回目の提案で大まかにOKをいただいた
また、その提案を元に様々な角度から打ち合わせを重ね
少しづつ手を加え10月に基本設計は決定する
 何度も基本設計を練り直す場合もあるので、
今回は比較的早い段階で基本設計がまとまった

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House A(仮)-2

2008-08-27 | 岩手の家
2007年6月 敷地や建物についての提案である図面を
建て主であるHさんに見てもらった。
建物のボリュームについてと敷地との位置関係について
理解していただき、より具体的な要望をお聞きして
プランを練り上げていくことになった。

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House A(仮)

2008-08-27 | 岩手の家
もうすぐ完成するHouse A(仮)について
今までの設計の流れをまとめてみたい。
途中、市街化調整区域の申請を一度見合わせたことにより
次の審査まで3ヶ月、待たなくてはいけないこともあり
完成まで約1年と3ヶ月かかった

2007年5月末、建て主であるHさんと初めてお会いした。
今回Hさんがアドバイザーを依頼しているN氏と共に
建て主が建てたいと考えている家についての要望、敷地について
お聞きした。
敷地は北側に林、南側に牧草地の広がる気持ちの良い敷地。
こんな敷地に設計したい!!と思い
さっそく敷地や建物についての提案にとりかかる。



 
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スイス gasser社

2008-08-25 | スイス
2005年と2006年スイスのgasser(ガッサー)社を訪ねた
gasser社は建材会社。その社屋は、省エネルギーに設計されている。
屋上緑化、コンピューター制御された日射量調整(日よけや開口部)
屋上のソーラーパネル(発電用と給湯用)、屋上に降る雨水を中水利用
断熱材もしっかりとしており、冬、外気が-8℃でも室内は20~22℃となっている
21℃以下になると、ペレットストーブに自動的に着火するよう制御されているが
日射が少ない日に必要な程度。
 寒いところでも、太陽熱を利用すれば、暖房はほとんどしなくて済みます
岩手でも冬場の日射量はあるので、有効に利用しなくては!!


南側の大きな開口部
日差しをさえぎりたい時は、外部の日除けがおりる

整然としたオフィス内
快適なオフィスで仕事をする

gasser社の外壁は木板張り
荒板で板と板の間から防水材が見えている


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