喧嘩自慢の人間はたくさんいる。
夜の世界も、例外ではない。
むしろ、酒が入るぶんヤンチャ満開なのである。
久々の、昔ばなし
空手家をナメてはいけない
Sという男がいる。
かなりの男前(顔)で、空手家だ。
(強くて男前って完璧やん)
だからモテる。
俺は、喧嘩が弱い。
だから喧嘩はしない。
したとしても口喧嘩だ。
従業員同士でも、過去の武勇伝を話す奴も多い。
訳ありな奴も多いし、執行猶予中なんてのも珍しくはない。
Sもそんな中の一人なのだろう。
毎日のように、昔話やヤンチャ話をしている。
そんなある日の明け方。
従業員から連絡が。
Sが、もめてるからすぐに来てくれと。
ついに来たか。
”警察沙汰とかヤ○ザとか、勘弁してや”(心の声)
”わかったすぐに行く、どこや?”
もめているというコインPに向かった。
”喧嘩すんなよ、めんどくさいわ~”(心の声)
コインPで見たもの!!
それは、
”やりすぎやろ!!!”
首を咽輪のごとく絞めつけ、隣の建物の壁に押さえつけている!!
”S!! やめろ!!!”
Sが、振り向く。
”あれっ……”
・
・
Sじゃない、知り合いで同業者の社長Tだった。
”え? なんで… あれあれ”
首を押さえつけられてるほうが、Sやん!!
(なんでやねん!!)
T”こいつ○○さん(俺)とこの子ですか?”
俺”そうやねん”
T”こいつアホですわ、勝手に絡んできて空手やってるなんか言うから
それなら丁度ええわ、しばいたろ思うてシバいてましてん”
俺”そっか……、そりゃあ悪かった”
T”お前、気を付けや!俺はホンマに空手やってたからな!!”
俺”まぁまぁ、こらえたってくれよ”
T”○○さんとこの子っていうことで、なかったことにしときます”
俺”ホンマ悪かったな! おぃ、S、お前からも一言あるやろ?”
(まぁまぁ一件落着やな、アホかこいつ(S)は!!)
そこでSが、考えられない一言を!!
”空手なめんなよ~!!!”
(やられてた側の、お前が言うんかい?)
Tの顔つきが変わる。
そしてSは、すぐさま俺の後ろに隠れた。
まさかまさかの信じられない言葉やん!!
(ホンマもんのアホや、超ド級のアホや、こいつは!!)
だが、Tのほうが大人だった。
”死んどけ”という言葉と同時に、Sのケツを思いっきり蹴った。
Sは、道頓堀川方面にに少しループした。
(ケツ蹴ってスッキリしたTと、そこで和解)
(一件落着)
ー店に帰る途中ー
俺”気つけろよ”
S”あんなド素人相手に本気出せないですわ”
(あらあら、まだそんなん言うてますわ、完敗やん)
今の俺なら耐えられんよ、噴き出しているだろうこんな話。
この日を境に、Sが夢の中の自分の話をしていることが発覚。
次々と、ネタをまき散らすドリーマー(夢男)に変身した。
まぁ、いろいろなヤツがおるわ。
※俺は見ていた!!
だから、付け加えておこう!!
壁に押さえつけられてたSの足、地面から3センチ浮いてたぞ!!!
俺の到着が、あと少し遅かったら…… 命の恩人やん。
夜の世界も、例外ではない。
むしろ、酒が入るぶんヤンチャ満開なのである。
久々の、昔ばなし
空手家をナメてはいけない
Sという男がいる。
かなりの男前(顔)で、空手家だ。
(強くて男前って完璧やん)
だからモテる。
俺は、喧嘩が弱い。
だから喧嘩はしない。
したとしても口喧嘩だ。
従業員同士でも、過去の武勇伝を話す奴も多い。
訳ありな奴も多いし、執行猶予中なんてのも珍しくはない。
Sもそんな中の一人なのだろう。
毎日のように、昔話やヤンチャ話をしている。
そんなある日の明け方。
従業員から連絡が。
Sが、もめてるからすぐに来てくれと。
ついに来たか。
”警察沙汰とかヤ○ザとか、勘弁してや”(心の声)
”わかったすぐに行く、どこや?”
もめているというコインPに向かった。
”喧嘩すんなよ、めんどくさいわ~”(心の声)
コインPで見たもの!!
それは、
”やりすぎやろ!!!”
首を咽輪のごとく絞めつけ、隣の建物の壁に押さえつけている!!
”S!! やめろ!!!”
Sが、振り向く。
”あれっ……”
・
・
Sじゃない、知り合いで同業者の社長Tだった。
”え? なんで… あれあれ”
首を押さえつけられてるほうが、Sやん!!
(なんでやねん!!)
T”こいつ○○さん(俺)とこの子ですか?”
俺”そうやねん”
T”こいつアホですわ、勝手に絡んできて空手やってるなんか言うから
それなら丁度ええわ、しばいたろ思うてシバいてましてん”
俺”そっか……、そりゃあ悪かった”
T”お前、気を付けや!俺はホンマに空手やってたからな!!”
俺”まぁまぁ、こらえたってくれよ”
T”○○さんとこの子っていうことで、なかったことにしときます”
俺”ホンマ悪かったな! おぃ、S、お前からも一言あるやろ?”
(まぁまぁ一件落着やな、アホかこいつ(S)は!!)
そこでSが、考えられない一言を!!
”空手なめんなよ~!!!”
(やられてた側の、お前が言うんかい?)
Tの顔つきが変わる。
そしてSは、すぐさま俺の後ろに隠れた。
まさかまさかの信じられない言葉やん!!
(ホンマもんのアホや、超ド級のアホや、こいつは!!)
だが、Tのほうが大人だった。
”死んどけ”という言葉と同時に、Sのケツを思いっきり蹴った。
Sは、道頓堀川方面にに少しループした。
(ケツ蹴ってスッキリしたTと、そこで和解)
(一件落着)
ー店に帰る途中ー
俺”気つけろよ”
S”あんなド素人相手に本気出せないですわ”
(あらあら、まだそんなん言うてますわ、完敗やん)
今の俺なら耐えられんよ、噴き出しているだろうこんな話。
この日を境に、Sが夢の中の自分の話をしていることが発覚。
次々と、ネタをまき散らすドリーマー(夢男)に変身した。
まぁ、いろいろなヤツがおるわ。
※俺は見ていた!!
だから、付け加えておこう!!
壁に押さえつけられてたSの足、地面から3センチ浮いてたぞ!!!
俺の到着が、あと少し遅かったら…… 命の恩人やん。