HMRSのヘタレ趣味ブログ

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隅田川炭鉱専用軌道 その2

2009年11月01日 07時48分54秒 | 廃線
市道を渡って反対側、起点(炭鉱)方向へ。

市道から見ると、民家の間に林へと向かう道路があります。途中までは民家の入り口となっているようです。



黙って侵入するのは気が引けますのでとりあえず許可を頂くことに。
聞くところによると、やはりこの道は軌道跡(と聞いています)とのこと。



"たぶん入っても大丈夫でしょう"ということで、軌道跡に戻ると石垣があることに気づきました。唯一の構造物?と考えるとこんな小さなものの発見でもうれしいものです。




昔ここを馬車が牽く軌道が合ったと思うとぞくぞくします。この先を軌道は左に曲がっているはず。



残念! 左に曲がり始めたところに水路を作り直したせいでしょうか、軌道跡はすっかりなくなっているようです。



戻って少し進みます。軌道跡は先ほどの左カーブを抜けると再び市道と交差します。上の写真が交差部と思われる場所、左が終点側です。
いやまて。右側に橋のようなものが・・ 今気づきました。後で確認してきます。



軌道跡は市道から若干高度を下げながら川を渡るはずです。実はこの川にせめて橋台くらいは残っていないかな?と期待したのですがごらんのような劇藪でした。



また少し進み、先発隊であった平機関区さんのブログでも紹介されていた場所まで来ました。



終点方面へ、工事のため軌道跡が少し削られてしまったようです。このようにして軌道跡はどんどん無くなっていってしまうのでしょうか。



この少し先が橋梁であったと思われる場所なのですが・・
人によっては見るだけで鼻が痒くなる光景です。



振り返って起点側(炭鉱側)を見ます。
軌道跡は林の闇の中へ吸い込まれていくようです。

て、行く手にあるいかにも昔からあったような林は実は常磐自動車道の人口の築堤です。
常磐道完成から25年ほどでしょうか。人工物を覆いつくす自然の力には本当に驚かされます。



常磐自走車道のボックスを抜けて反対側へ。いよいよ軌道の起点に到着。
すっかり藪と化してしまい軌道跡とはまったく感じられない光景です。
ここに炭鉱の積み込み施設なんかが本当にあったのか?そんな場所となっています。

撮影場所等は、後ほどHPの地図へ載せる予定です。

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2 コメント

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ここが・・・ (平機関区)
2009-11-01 22:28:58
終点だったのですね。
確かに、積込施設があったと思しき跡は確認できませんでした。
炭礦からここまで、どうやって石炭を運んでいたのかも興味ありますね。

石垣にも気付きませんでした。さすがにHMRSさまは観察力が鋭いですね。
返信する
たまたま (kasa-hmrs)
2009-11-02 23:24:04
平機関区様

>さすがにHMRSさまは観察力が鋭いですね。

右側のお宅へごあいさつした後、戻るときに目に入っただけです。ごあいさつしなければたぶん気付かなかったでしょうね。
返信する

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