風はエーゲブルー・・・にしたい

愛車の307SWのことや、興味のある様々なことをダラダラと書いていきたいです。

NTTのサービスも変わったなあ

2007年04月08日 | IT関連
 一般的に、NTTというとまあ「サービスがよい会社」とは思われていないと思う。やっぱり出が親方日の丸と言うこともあるし、他社との競合があるといっても「まずはNTTありき」の業界であるし。それに「NTTがずるい」と思う人もいるだろうけれど、NTTもNTTで「NTT法がなければもっと自由にできるのに」という面があるらしく、どーしよーもない部分でもある。
 で、知り合いがこの間ビックリすることがあったそうな。仕事でBフレッツを引いていたんだけれど、その光ケーブルがガビガビに踏みつけられて、通信が不安定になったそうな。詳しく言うと、そもそもケーブルを一部たるませて、床の角のほうに置いていたらしい。そうしたら、お客さんが使うインターネット端末がすぐ側にあり、どうやら誰かが足下に引っぱり出したらしい。その結果、椅子の車輪でぐりぐりされて、皮膜がガビガビにされ、一部はケーブルが露出していたらしい。応急処置で、綺麗にループさせてガムテープで固定したところ、通信が安定したらしい。
 しかし、いくら安定したとはいえ、業務に利用しているラインを爆弾抱えたまま放置して置くわけにもいかない。仕方無しにNTTにメールしたそうな。
「これこれこういう訳で、ケーブルが危険な状態に。ケーブルを引き直すか、ダメな部分を切って終端処理をして(多少短くなるが対応可能なので)接続し直して欲しい。出来れば後者で」
ってことを伝えたそうな。どう考えても、ユーザーの過失なんだから「年度当初からナンボかかるんだろう?しかもこんなトホホなことで」と頭を抱えたそうな。
 ここでのNTTの対応は早くて、翌日の午後には来たそうな。見てもらったら、「じゃあ、ダメな部分を切断して、足りない分を繋ぎ直します。これから作業をしますが、その間接続できなくなりますが、よろしいですか?」そりゃもう、1も2もなくOKしたそうな。
 で、1時間ほどで終了。親切にも再発防止用にモールまで引いてくれたそうな(こりゃビックリ)。ココで気になるのはお値段。いくらか尋ねると、「屋内配線とONU(終端ユニット)はNTTのものなんですよ。今回はサービスします」と言われて、「だって、どう考えてもこちらが悪いのに良いんですか?」と聞き返すと、「ただ、今後はこのようなことの内容にお願いします」と言って去っていったそうな。
 まあ、確かに彼にはNTTに貸しがあったらしいのだが、その時は世話をした営業などは全く通さず、普通にHP上の連絡用CGIでメールを送っただけというのだから驚きだ。まず間違いなく、貸しが効いたとかじゃないだろう、と彼は思ったそうな。感服した彼は、「そろそろ俺もBフレッツかな?」と言っていた。まあ、気持ちはわかるな、うん。人間思いもかけない親切には、心を動かされるものだ。

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