珈琲ひらり

熱い珈琲、もしくは冷珈なんかを飲む片手間に読めるようなそんな文章をお楽しみください。

酷いですよね。

2007年01月15日 | 雑記


 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4286018288/kimagureeigan-22/ref=nosim/


 子どもが今の自分をどうにかしたくって、吐き出したくって、苦しみも夢も色んな事を織り込んで紡いだものを汚す行為はどうかと思う。
 ここ最近、2ちゃんを潰す動きが出てきていますが、私はこれには大賛成。
 どう考えても酷すぎます。
 よく物は使う人次第、という言葉がありますが、でも使う人が本当にどうしようもなさすぎるんだから物をなくしてしまうべきだと想うし、管理人も酷すぎますしね、あそこは。
 私はこの本を紡いで、自費出版して、次のステップに歩み出そうと頑張っている子の方が、ここで本を汚したり、2ちゃんなどで子どもの悪口を言っている人物たちよりも本当に大人で尊いと想います。


 前にも言ったけど、引き篭りとか、ニート、登校拒否などは心のつまずきで、繊細すぎる心が傷ついているからで、一番苦しんでいるのは本人たち。
 周りの無理解や、時には暴力にしかならない正論で傷ついて、迷子になってしまっている心を抱え込んだ子たちに、さらにこの上酷い事をしてどうなるのでしょう?
 殺したいのですか?

 周りの人間が、本人が色んな勇気を出して、頑張って育てた芽を、潰してどうなるのでしょう?


 2ちゃんは本当に潰してしまうべきだと想う。



 とりあえず言える事は、自分を変えようと努力して頑張っている子を叩いている人たちの方が馬鹿だし、哀れ。

 正義という言葉、思念を履き違えるな。
 ---自戒を込めて。

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2 コメント

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悪いのは大人、彼女は悪くない (たに)
2007-01-18 19:28:28
出版社もひどいものですよね。本当に彼女のことを考えているなら、「不登校」なんてことを売りにして宣伝するはずがない。高額自費出版などさせるはずがない。彼女が苦しみも夢も色んな事を織り込んで紡いだものを「ろくに編集もせずにそのまま書店に並べる」なんて、まっとうな出版社ならしないはずです。

そもそも、彼女がこれだけ叩かれたのは、その出版社が悪徳商法疑惑の渦中にあるから。まっとうな商業出版社から出ていればここまで叩かれなかったでしょう。彼女を騙したのも大人(出版社)なら、騙された彼女を叩くのも大人(2ch)。ひどい話ですね。
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書き込みありがとうございます。 (空澄)
2007-01-21 17:46:22

 こんにちは、たにさん。
 書き込みありがとうございます。
 そして、お返事を差し上げるのが遅くなってしまい、すみませんでした。


 そうです。
 最近の風潮はなんだか子どもが被害者になる事が多く、そのどれもが大人が子どもを守ろうとはしてはいない、そして子どもをお金儲けの出しに使う、という事が多くって、本当に心苦しくなる事ばかりのように思えます。


 今回の出版社さんの方でもそうですよね。
 子どもと親、その双方の想いに漬け込むような感じもします。
 自費出版社の方は私も実は声をかけられた事がありまして、その誘い文句や、提示されたスケジュールなどはなるほど、確かに魅力的ではあったのです。
 私が声をかけられた所は、ちゃんと出版プロデューサーの方や編集者さんがついてくださって、半年ほどかけて小説を一緒に売れる形にしなおしていく、という形が取られるので、こちらはどうかわかりませんが、それでも同じならば、これもまた2ちゃんなどで騒がれているような、子どものただの妄想で終わっている事も無く、そう、だから私はこの女の子のさらにそこからの半年間、親に高いお金を使わせた事を何とも思わないことも無く、それに自分の小説がちゃんとした本に成る事に夢や希望、大切な想いがさらに膨らまない訳も無く、すごくすごく大切で意味のあったであろう時間も壊されてしまった事が悔しくって、それでこの記事を書いたのです。


 今本当に2ちゃんを潰すべきだ、という動きが高まっていて、それに反発する住人がそういう動きになってしまう原因を何も考えず、改めず、ただ自分たちの主義主張だけを正義にして、批判した人たちのブログを攻撃していますよね。
 だからこそ私は、この少女の事がすごく眩しく思えたし、2ちゃんなどの人間にも負けて欲しくは無い、と想いました。


 本当に難しいです。
 そこにあった大切な感情、夢、それはその人個人の胸の中にあった時だけならば本当にとても綺麗な色で、尊い形だったのに、
 そこに新たな動き、外からの手が加わってしまうと、
 違う色をつけられてしまう。
 その色が、批判や妬みなどを呼んでしまう。

 きっとこの作者の少女も、この事は哀しいことですが知ってしまっていると思うのです。
 本当に凄く哀しくって、辛い事ですが、きっと。
 だからこそ、私たちの声もその少女に届けばいいな、とすごく想います。


 少女の、子どもが、自分を変えよう、変えたい、先に行きたい、前に歩きたい、そう望む想いを、
 それを支え、見守るべき大人が壊してしまう事だけは本当に違うし、憎むべき事ですよね。

 本当にただただ、少女の周りに居る大人たちが少女を支え、
 少女の中にある物が、その時の色や輝きをまだ持っていてくれることだけを望むばかりです。


 たにさん、書き込みありがとうございます。
 たにさんの様に、そうやって少女の為に怒って下さる方と出会えて、本当に私も嬉しかったです。


 空澄
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