安曇野から

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オペラ「スペードの女王」を聴く(観る)

2007-09-01 14:22:41 | Weblog
 昨日松本市民芸術館でチャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」を聴いてきました。サイトウキネンフェスティバルでのオペラは3年ぶりでした。今回はニューヨークのメトロポリタン歌劇場が協賛?して行われているためか、舞台、衣装、道具などの豪華からして大変素晴らしいものでした。
 チャイコフスキーのこのオペラは賭博から身を滅ぼす主人公と巻き込まれてしまうヒロインなど主役級が全員死んでしまうという凄まじいストーリーですが、ソロの歌手と合唱合わせて100名近い声楽といい規模も大きく本当に満足できるものでした。第2幕はまるでモーツァルト?と思わせる優雅な音楽で、バレエなども演じられ本当に楽しめました。
 マエストロ小澤の指揮は、全編3時間(休憩含んで4時間)の長い音楽を全て暗譜!ウイーン国立歌劇場の音楽監督になってオペラの指揮は巧くなった感じ(失礼!)サイトウキネンオーケストラはいつもながら素晴らしい。技術的には文句ないんでしょうね。特にトランペットの響きやチェロをはじめ弦楽器のアンサンブルは本当に素晴らしかった!
 9月になりましたが、今月は食い気より芸術の秋?14日(金)はN響。21日(金)は札響の演奏会を聴かせて頂く予定です。