夜道で痴漢に遭ったなら

あのお姉様のようになりたいから
ヒップアップソングを買うべきか。
カオリです。
＊＊＊


土曜日の帰り道、後ろから自転車で音もなく近づいてきた男にオシリを触られた。
仕事が遅くなったその帰りなので９時半頃。
気が付いたらオシリに手が添えられていて３秒間くらいだろうか
揉むでもなく、動かすでもなく、オシリの丸みに手のひらをそっと当てるような触り方。


問題は私の声。

あ？あああああ～～！！


まるで女子高校生が久しぶりに会った友達に対して両手を振りながら発する奇声のよう。

私のオシリと反応を堪能した男は特に急ぐでもなく、信号の青を確認して、
被っていたグレーのフードを取って、そこから急に猛スピードで逃げて行きました。

いつからうちの近所は痴漢多発地帯になったのか！！
９月にひどい目に遭ったばかりなのに。


遅くに帰宅してきたダリンに
「夜道でオシリ触られた。追いつきそうだったから走ってって
　自転車ごと蹴り倒してやろうかと思ったんだけど、やめといた」
と言うと
「凶器持ってるかもしれないし、何されるかわからないから蹴るのはやめときなさいね」
と言われた。


で、月曜日の０時半。
遊びに行ってすっかり遅くなってしまったので、地元の駅に着いたことをダリンに知らせる電話をした。
「今、デニーズのとこ。ここから先は恐いから後ろ向きで歩いて帰るね」
とダリンに言うと
「後ろ向きは危ないから横向きにしといたほうがいいね」
と。
迎えに来てくれという甘い信号は見事にスルーされ、
でも、ホントに恐いのでたまに振り向きつつ、走って帰った。

そんなもんだよね。