出産レポ 〔６〕

退院診察の時に「子宮内に卵膜が残っているから」と言われていた。

出産時に旦那には「残っているものが自然に出なければ処置というか手術で取る事になります」という説明があったようだ。

手術って想像するに掻爬手術のことだろう。中絶手術と同じか。

子宮を収縮させる薬をもらった。


薬は、えっ～とぉ、飲むと痛いし面倒だから飲まなかったんだけど、赤子の見事な乳の吸いっぷりで刺激され十分に子宮が収縮された模様。



１週間たった頃、子供たちのお風呂の用意をしていたら股に違和感が。

内臓が軽く引っ張られる感じ。

「は？」っと思ってパンツの中を覗くと、卵大のものがぶら下がってる。

「キン玉出てきた！」

普通に焦った。

脱肛？子宮脱？と考えをめぐらせてから、あぁこれが卵膜かという結論に。

ブラブラしている片玉をズルズル引っ張るとゼリー状の血の塊みたいなのは卵２個分くらいの大きさだった。


その翌々日は検診だったので「なんか大きいの出ました」と報告。

エコーで見ても「中はきれいになってるね」とのこと。

手術回避。


やっと出産が終わった気がした。



思えば胎盤に泣かされた出産だったけど、ガッシリと胎盤がついていてくれたからこそ、すごい張りにも耐えて娘が大きく育ってくれたんだと思う。

すべて必要なことだったんだなと。



娘は元気だし、私は自分の頑丈さを再認識。

旦那に「殺しても死ななそう」と言われるのも、まぁ頷ける。



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以上、出産レポ。

長くなっちゃったけど記録として。