学校では朝読っていう時間が設けてあるんですが、
わたくしがこの3学期に読み続けていたのが「一リットルの涙」。
フジテレビ系で放送されていたあのドラマの原作です。
ドラマでは原作とは全く同じという設定ではないにしても、泣きましたね。
ドラマになる前から読みたかった本でしたが、あれもこれもと手に取りたい本があり、
(本屋さんに行くとそうなるんです・・・)なかなか読み出せませんでした。
結果、ドラマ放映を終えてからという時期に読み始めることになりました。
“感動のベストセラー”それだけでは済まされない本ですね。
木藤亜也さんが闘病中に自分と闘いながら綴った日記の一文一文が、今でも生きた文章
として残っている。そう感じました。
不自由になってからも自分を表現するために書き続けた一言一言。
重度の身体機能の低下とは反対に大人になった知能とのギャップに苦しみながら、
そこにも病名の認識率の低さと周りからの目に挫けずに 自分を全うした亜也さんに
私たちは学ぶことがたくさんあります。
ありのままに自分をもっと生かす場所を自分たちで見つけ、後悔しない生き方を
していくことで私たちも亜也さんに見習っていきたいものです。