戦前までの出版物の多くが“総ルビ”であったことは以前少し書いた。ルビとは活字の漢字などに添えられた“ふりがな”のことで、このブログで使う漢字にも一部振り仮名(ふりがな)を付けてある。こんなできの悪い日本語にでも付き合ってくれているらしい読者のためだけではない。むしろ私自身のためである。
ワープロ専用機の時代からPCのワープロソフトに至るまで、電子機器を作文の道具にして久しいが、この文明の利器の学習能力はまだまだで、毎日々々使い続けていても、相変わらず思いもよらない漢字を生産してときどき私を驚かせる。読めない漢字が書けるわけもなかろうに、予期せず現れた漢字の姿かたちに感心してそのまま使ってしまうこともある。自分が読めも書けもしないものをよく使う気になるねぇ・・・などとという声がどこからか聞こえたとき、ものを言うのがこの(ふりがな)の挿入なのである。
戦後、日本語の表記を全てアルファベットにすべきである、などというアホな提言をした高名文士もいたくらいだから、“ルビ廃止運動”を進めた山本有三や“ふり仮名禁止令”を作った官僚たちをあんまり責める気もないが、戦後の“総ルビ廃止”は一言で申して「“日本語の豊かさ”をかなり損なっているぞ~」・・・と、ことのついでに大声を出しておこう。
そこで、ここに書く分だけでもなんとかして活字風ルビを付けたいと思っていたら、それ用のHTMLがあった。マイクロソフトがIE5以上で機能するように作ったものらしい。今回うまく働くようなら目出度 いことだ。
ワープロ専用機の時代からPCのワープロソフトに至るまで、電子機器を作文の道具にして久しいが、この文明の利器の学習能力はまだまだで、毎日々々使い続けていても、相変わらず思いもよらない漢字を生産してときどき私を驚かせる。読めない漢字が書けるわけもなかろうに、予期せず現れた漢字の姿かたちに感心してそのまま使ってしまうこともある。自分が読めも書けもしないものをよく使う気になるねぇ・・・などとという声がどこからか聞こえたとき、ものを言うのがこの(ふりがな)の挿入なのである。
戦後、日本語の表記を全てアルファベットにすべきである、などというアホな提言をした高名文士もいたくらいだから、“ルビ廃止運動”を進めた山本有三や“ふり仮名禁止令”を作った官僚たちをあんまり責める気もないが、戦後の“総ルビ廃止”は一言で申して「“日本語の豊かさ”をかなり損なっているぞ~」・・・と、ことのついでに大声を出しておこう。
そこで、ここに書く分だけでもなんとかして活字風ルビを付けたいと思っていたら、それ用のHTMLがあった。マイクロソフトがIE5以上で機能するように作ったものらしい。今回うまく働くようなら