ほぼ一月(ひとつき)ぶりに図書館に寄ってきた。返却日を10日ほど過ぎた本を返すためだが、新しい本を借りるためでもある。返したら借りる・・・つまり、私の手元には常に図書館の本が何冊かはあるということになる。

今日は柳瀬尚紀の『末ヘいかにすべきか』とシモーヌ・ヴェイユ関係を4冊。このフランス女性については、こないだ或る先人のブログでちょっと刺激的な一文を読んでしまったためで、34歳でどうやら拒食症で亡くなった彼女は、やはり拒食症で33歳で亡くなったカーペンターズのカレンを連想させた。ベトナム戦争のころに現れたカーペンターズの音楽は、私にとっても若き日々の幾つかの場面とリンクしている。この稀有(けう)な女性哲学者ついてはまた書く。
途中、堀の内公園でハンバーガーを食べ始めたら、じきにスズメが数羽飛んできた。後を追ってハトの群れ、続いてカラスが数羽。結局100羽に近い鳥たちに囲まれてにぎやかなランチになった。
この公園のハトがずうずうしいくらい人間を恐れないのは昔からだ。しかし、スズメがこんなに足元(20cm以内)まで寄ってきたのは初めて。嬉しくなって彼らだけを選び、パンの端を千切(ちぎ)りながら与えた。しばらくすると何ももらえない数十羽のハトは地面の草や砂をしきりに突き始め、カラスは草の根まで掘り返しながら分け前を待っていたが、結局得るところなしと悟るとハトたちに八つ当たりするような仕草を見せながら飛んでいった。カラスが拗(す)ねる様は実に可笑しかった。


今日は柳瀬尚紀の『末ヘいかにすべきか』とシモーヌ・ヴェイユ関係を4冊。このフランス女性については、こないだ或る先人のブログでちょっと刺激的な一文を読んでしまったためで、34歳でどうやら拒食症で亡くなった彼女は、やはり拒食症で33歳で亡くなったカーペンターズのカレンを連想させた。ベトナム戦争のころに現れたカーペンターズの音楽は、私にとっても若き日々の幾つかの場面とリンクしている。この稀有(けう)な女性哲学者ついてはまた書く。
途中、堀の内公園でハンバーガーを食べ始めたら、じきにスズメが数羽飛んできた。後を追ってハトの群れ、続いてカラスが数羽。結局100羽に近い鳥たちに囲まれてにぎやかなランチになった。
この公園のハトがずうずうしいくらい人間を恐れないのは昔からだ。しかし、スズメがこんなに足元(20cm以内)まで寄ってきたのは初めて。嬉しくなって彼らだけを選び、パンの端を千切(ちぎ)りながら与えた。しばらくすると何ももらえない数十羽のハトは地面の草や砂をしきりに突き始め、カラスは草の根まで掘り返しながら分け前を待っていたが、結局得るところなしと悟るとハトたちに八つ当たりするような仕草を見せながら飛んでいった。カラスが拗(す)ねる様は実に可笑しかった。
