N0.０２ 『八閩通志』

　明の時代、１４９０年（弘治三年）跋、黄仲昭編纂、全書八十七巻。

　　※　八閩とは
　　　　　福建省は、略称を「閩」（びん）と称する。
　　　　　宋代に福州、建州、泉州、漳州、汀州、南剣州の六州と邵武、興化の二軍に分かれ
　　　　　ていたことから、八閩（はちびん）とも称される。


　巻之二十五　　食貨　　土産　　福州府　　果之属

　　「矮桃　樹高者僅三四尺　實如金桃而小　秋熟」

　　　矮桃は、樹の高さが僅か１ｍぜんごです。果実は、「金桃」のように小さいです。
　　　そして、秋に熟します。

　　　
　　　　２０２０年１月２日　　３５４７

　巻之二十六　　食貨　　物産　　延平府　　果之属

　　「桃又　有矮桃　俗呼道州桃」

　　　桃には又、「矮桃」があります。俗名は、「道州桃」です。

　　　
　　　　２０２０年１月２日　　３５４８

　　※　引用・参考資料・・・八閩通志　－　中国哲学書電子化計劃
　　　　　　　　　　　　　　八閩通志８７巻　－　京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
　　　　　　　　　　　　　　八閩通志　－　百度百科
　　　　　　　　　　　　　　福建省　－　Wikipedia