直径20mの空の下で・・・

あるプラネタリウム解説員のひとりごと

冬の港

2005-12-05 21:37:24 | 日々のこと
 海のそばへ出かけたので、港へまわってみました。少し前についたのか、もう降りてくる車や人の気配も途切れた寒い港に、どっしりとその船はいました。船の向こうには、細い月と金星。どんどんと押し寄せる黒い雲にいっそ向かっていくようなその光の強さは、この世界を生きていくために私が欲しいもの。そして、冷たい冬の港にともる暖かな船のあかりに、私はなりたいのです。

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