gooブログはじめました!

第1話(4)

 第1章 新しい世界観の登場

(3)ケプラーの発見
 ガリレオと同時代に、ドイツに優れた天文
学者ケプラーがいました。数学官であったケ
プラーは、神が創造された宇宙には単純で美
しい調和があるはずだ、と考えました。
そして太陽と惑星の位置関係から、太陽中心
のコペルニクス体系を支持しました。

 自分の考えを確かめるため、観測データを
必要としたケプラーは、デンマークの島に天
文台を構え、20年間にわたって太陽や惑星、
恒星の観測を行っていたティコ・ブラーエの
助手になりました。

 その膨大な観測データから、ケプラーは太陽
と惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星)
に関する画期的な3つの法則を導き出しました。
〇惑星は太陽を1つの焦点とした楕円軌道を
 回る。
〇惑星と太陽を結ぶ線が一定時間に描く面積は
 一定である。
〇惑星の公転周期の2乗と太陽からの距離の
 3乗の比は 全ての惑星で一定である。

 この3つの法則は経験則でしたが、80年後
ニュートンにより理論的に証明されることに
なります。


     
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「大西洋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事