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第2話(4)

 ガラパゴス諸島の不思議(4)

 島々には、小鳥でガラパゴス固有のフィンチ(スズメ目アトリ科ガラパゴスフィンチ属)がおり、多くの種が存在する。

 そして、それらの種のくちばしは、形状がそれぞれ異なっている。

① オオガラパゴスフィンチ
   大きく頑丈なくちばしを持ち、種子を割って食べるのに適している。
② ガラパゴスフィンチ
   ①と③の中間のくちばしを持ち、サボテンを食べるのに適している。
③ コダーウィンフィンチ
   細くて小さなくちばしを持ち、虫や花を食べるのに適している。
④ ムシクイフィンチ
   鋭い尖ったくちばしを持ち、木の中にいる虫を食べるのに適している。

  、私は、これらの種は同じ祖先を持ち、数千年の時をかけ、それぞれの島の環境や食べ物に適応して、形態を変化させたのではないかと推論した。

 この推論を確かなものとするためには、次のことが必要だ。
  ○ さらなる事例を集めること。
  ○ 変化過程の種を見つけること。
  ○ 変化を起こす力の一般化。


 ビーグル号はガラパゴス諸島を出た後、太平洋を横切り、タヒチ、ニュージーランド、オーストラリアなどに寄った。
そして1836年、イギリスに帰還し、5年間の調査航海を終えたのである。
   
 参考図:「ビーグル号航海記」、チャールズ・ダーウィン、平凡社、2013
     
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