訓練競技会デビュ～！

いよいよム～ちゃのオビデビュー＠三重県全犬種トレーナーズクラブの日がやって来た。３日前から食欲を失くし、昨晩は、ほとんど眠れなかった(^^;
今から７年前、カノンとアジデビューした時以来の緊張だ。

ナゼそこまで緊張したかと言うと、一昨日のトレーニングの時、ム～ちゃが、１コマンドで動かなくなってしまったからである。
ム～ちゃは、とても素直な性格なのだが、失敗とか、プレッシャーには、すこぶる弱い。子犬時代から、全く怒っていないせいか、威厳とか、オーラとか全くない、
ワシの屁～のようなプレッシャーにも弱いのである(爆)
・・・なので、出来るだけ失敗させないように、トレーニングしなくてはならないのだ
が、ソコは、普段の生活でさへも失敗だらけのアタクシが指導手なのだから、ム～ちゃも可哀想な坊主なのである(^^ゞ

「なんで申し込んじゃったんだろう」と、後悔しきりだったのだが、私とム～ちゃが、競技会でどう挙動不審になるのか(^^;　先生は見たかったようである(爆)
とにかく、前日は一切何もしないで、遊んでやるだけにした。
ちょうどタイムリーに、milkteaさんが電話して来て下さった。
「アジの時のように、楽しくやればいいんだよ」の言葉に、かなーり励まされた私だった。本当にありがとう～！その通りです♪

ところで、三重県って、とても近いイメージだったのだが、ナビで見たら、名阪道路で行くと、４時間半。(￣□￣;)!!ショエ～!
名神の関が原から南下するルートだと、３時間半である。結構厳しい。
でも、眠れなかったので、３時半前には起きて、４時半には出発した。

８時前には受付を済まし、タープを張っていると、ム～ちゃの親元のじーじとばー
ばが到着。差し入れを持って、応援しに来てくれた(笑)
どうもばーばは、私がコの字を歩くのが見たくて溜まらないらしい（なんでや？）
そして、ム～ちゃの先生、ふねちゃんも到着。

みんなの顔を見ていたら、おやまぁ～ビックリ、緊張が失くなって来た(^O^;)
『当たって砕けろ』　誰も期待してなかったしね(^O^;)

ム～ちゃは、家庭犬中等科ＣＤⅡのＢ班。４番目。
さて、次だと言う番になって、オシッコ出しをして、パドックに入る。
申告書？を忘れた事に気づき、慌ててタープまで取りに戻った。セーフ！（だいじょぶか？ワシ）

ふねちゃんに最後のアドバイスを貰って、さて開始。
審査員の先生に、「初めてなので、順番を教えて欲しいのですが、、」と、お願いしたら、「・・・・聞かれたら教えます」との事。（Ｔ▽Ｔ）
予想外の返答に激しく動揺した。（Ｔ▽Ｔ）

そして、それまで小雨で持ちこたえてくれていた天候が、いきなり大雨に（Ｔ▽Ｔ）
「天は我を見放したか～～！？」


　　　　　　
　　　　　　▲紐付き脚側行進中。私のぎこちない歩き方。(^m^)プッ



　　　　　　
　　　　　　▲問題の立止。綺麗に前脚を動かさずに立ってくれた。



この後の、常歩行進中の作業二つも、１コマンドで、なんとかこなしてくれた。
「もしかして今のところ、大きなミスはない？フフフフ」と、思った途端、私はみんなの期待や予想通り(^^;　やってしまった。

自由課目は、以下の順番で申告していた。
・据座（座って３０秒）
・物品持来
・遠隔、伏臥から停座

ちゃんと自分で書いてたのに、私は、あろうことか、次は、３番目の遠隔だと思い
込んだ。
ム～ちゃに、「伏せ」をかけて、１０ｍ先に進み、振り返って、「さ～て、いつ座れって言おうかな～～」と、思って、審査員を見たら、なんとなんと！審査員の手には、ストップウォッチがぁぁぁぁぁ～～～！！(￣□￣;)!!

し、しまったぁぁぁぁぁ～～～！
次は据座で、座れで３０秒だったぁぁぁぁ～～～！号(┳◇┳)泣
時すでに遅し。私は、ム～ちゃに伏せさせたままで、その場で固まった。

この時ほど、自分のバカさが身に沁みた事はなかった・・・。全く確信を持って、私はこの作業をしたのである。
応援組から、「バカバカバカ～～」「なんで間違えるのよぅ～」「ム～ちゃが可哀想～～」などと聞こえて来た。
ええええ。おっしゃる通りです。甘んじて受け入れますとも。
私は今、世界一のバカです。なんとも、その３０秒の長かった事・・・(↑o↑)ハハハ

一気に、緊張の糸が切れたワシに、ム～ちゃは気づいた。
その後のダンベル持来は、イチバンの得意課目であったのにもかかわらず、持って帰って来る時に、正面停座どころか、体当たりをかまし、した事のない脚側位置に
つき、「しまった～」とばかりに、慌てて正面停座し、せっかく放したダンベルを
また咥え(^^;　かろうじて放させて、後ろを回って、脚側停座した。(・_。)ドテッ!

ま、楽しそうだったからいっか～～！

その後の最後の課目、こんどこその(^^;遠隔、伏臥から停座も、混乱する事なく、こなしてくれた。ム～ちゃん天才！(゜o゜)＼バキ!

先生の講評は「犬の意欲もあるし、とてもいいんですが、指導手がもっとシッカリしなくてはね」ひゅるるるるる～～～～！（←魂抜ける音）

タープに戻って、「どうして３つしかない選択課目の順番が覚えられないのだ！」と、みんなから罵られて(^^;　かな～り凹んでいたが、ま、今回は、点取りが目標でなかったし～と、廃人になっていたら、あきのちゃんが、「まりやん！95.8点やったよーー！」と、教えてくれた。ウッソー！
地の底まで落ち込んだ後に、嘘みたいなポイントゲットのお知らせは、本当に嬉しかった！あきのちゃんが、天使に見えた！　(゜o゜)＼バキ!
それにしても、審査員のＩ先生、不憫に思って、オマケしてくれたんだろうなぁ～(笑)


　　　　　　
　　　　　　▲上から２段目。点数の横に書いてあるのは、ポイントのポ(笑)



いや～ドキドキのデビューは終わったー。
大雨の中、ム～ちゃは頑張ってくれた。
雨が目の中に入るのに、目をショボショボさせながら、一所懸命に、私を見上げるその顔を私は一生忘れない。なんと愛しいのだろう。（親カバ全開御免）

思い起こせば、呼んでも来ない、ケージに入れたら一時間以上でも平気で泣く、毎日Ｔシャツを唸って噛んで破る、破壊工作に天才的な才能を見せる(^^;　子犬時代は大変だった。（毎日大笑いさせてくれてたケド～～）
まさかそんなコが、訓練競技会に出れるなんて、想像もしていなかった(^O^;)
これも、根気よく毎週見てくれた、ふねちゃん先生のお陰である。
強制を一切使わず、ム～ちゃの天真爛漫な性格を潰さず、のびのびと指導してくれている。この場を借りて、心からお礼を言いたい。ありがと～！これからもヨロシク！m(__)m

問題は・・・ワシだな・・・ボソッ