10月1日、実家の庭で産まれた二匹の子猫。
母猫が飼育放棄したため、80歳を過ぎた母が面倒見ていたが、父の介護もしている為、それも限界があり、私が介入せざるを得なくなってしまった。
11月7日、
一匹は、オゥシー飼いの大先輩が、このブログを見て、お知り合いに声を掛けて下さり、わざわざ迎えに来て下さった。
本当に感謝です。そろそろアジ界に戻って来て、あの素晴らしいハンドリングをまた見せて欲しいです。
さて、残った一匹。
あきらかに病気だった。
▲左が残った子ニャンコ。(生後1か月)
ご飯も食べないし、動きも鈍い。
一匹を見送ったその足で、その子を病院へ連れて行った。
もう私が引き取るしかない。
熱が40度もあった。食べないハズである。
片目が塞がってしまっていて、あまり見えてない様子。
診断名は、『猫ヘルペス』
毎日、お注射と点滴に通った。
でも、酷くなる一方で、全然良くならない。
もしかしたら、他にも病気があるのかもしれないって、言われて、凹んだ。
4か月頃にならないと、検査しても確実ではないらしい。
▲11月10日、両目が塞がり始めた
10月1日、ション君が旅立った日に、産まれた命。
何か因縁めいたものを感じて、私も娘の白玉子も、必死で看病した。
抗生物質とインターフェロン、目薬も忘れないように、二人のどちらかが必ず家に居るようにして、ずっとダッコしていた。
少食だったが、とにかく食べさせないといけなかったので、a/d缶と猫用ミルクを、一日7回に分けて、スプーンで与えた。
ション君は助けてやれなかったけど、この子はなんとしても治してやりたかった。
子猫のほとんどは、この病気で命を落とすのだそうだ。
そして、「命の危機は脱しても、失明するかもしれません」と、獣医師さんはおっしゃった。
もうしばらくは、健康な犬猫達と、静かに過ごしたかったんだけど、どうもそうは行かないらしかった
▲チャイはちょっと迷惑そう(笑)
▲ニャロは怒りながらも意外とよく遊んでくれる(^^;
幸いなことに、猫ヘルペスは感染する病気なのだが、先住猫達は、7月に混合ワクチンを打っていたのでセーフだった。良かったぁ。
結局、1か月通って、お目目がパッチリ開いたのだった
フタを開けたら電源が入るビデオカメラ(^^;が2台は買える程、治療費がかかったけど、みんなで頑張りました
子供達は二人共、実は猫アレルギーなのだが(家の猫には耐性がついている)新入り猫には一気にアレルギーが出て、耳鼻科に通いながらの看病となった。
「ム~ちゃが、クリーンラン出来なくてもいいから、治して下さい
」って、祈ったから、たぶんしばらくクリーンラン出来ないと思う。(・_。)ドテッ!
▲元気に、クリスマスも迎えられました
でも元気になったら、犬猫のに~ちゃん&ね~ちゃんが、みんな優しいので、悪いこと悪いこと。
体重も、保護した時は400gしかなかったのに、3倍に増えた。
▲「ボク、漱石と言います」 可愛い顔して、スーパー悪悪星人である。
病院に通っていた頃、診察券に名前を書かないといけないのだけど、なかなか決まらなくて、息子のK君が、「吾輩は猫である。名前はまだない」から、「漱石でいいんじゃない?」と言ったので、それに決定(笑)
▲常に誰かにくっついて眠りたいソウちゃん。
▲ム~ちゃも良き保父さんとなった(笑)
ション君を突然失って、漱石君の看病するのは、とっても辛かったけど、私も娘も、毎日メソメソしている間もないように、神様が天使を送って下さったのかなぁ~と思うほど、漱石君は可愛い。
でも、夜中の運動会は、ちょっと勘弁です~~~