goo blog サービス終了のお知らせ 

kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

たった「8」なのに、数えられなかった

2022年09月16日 | 日記
金曜日。パト隊で、帰宅児童の見守り。
まずは、低学年の子。
さっさと帰ってくる子が多いが、1年生はおそく、固まって帰ってくる。
{ランドセルに黄色のカバーが付いているのが1年生。遠くからでも分かる)

一昨年だったかの1年生は、10人余りが縦1列で帰っていた。
落ち葉が目立つ頃、「落ち葉を踏んだら列の最後に移動する」
なんてルールを決めたらしく、見えているのに、なかなか近づいてこなかったことがある。
黄色のイチョウの葉を束ねて、「バラみたい」と見せてくれた子もいる。
みんな、かわいい(^^♪

さて、今日の1年生。
上級生と連れなって、さっさと帰ってきた子が、4人ほど。
遅れてきたのは、20人余りの団体さん。
大きい声でしゃべり合いながら、足早に通り過ぎた。
1年生は何人か数えてみよう。
「黄色ランド」を数えていると、ひとりの男の子が引き返してきた。
「2年生は、なんでボクらに命令するんですか?」
不満を言いつけに来た様子。
「ボクも2年生になったら、やったり!」って、無責任なこと言ってたら
数えられんじゃないか。

近所の女の子(2年生)が寄ってきた。
「1年生は何人いるの?」と聞いたら
賑やか集団を眺めて「8人」と言った、実にあっけなく。

目がいいのか、識別力があるのか、
「動いている固まりの中の、黄色ランドの数」が一目でわかるんだ!

遠ざかっていく集団で、前後に移動する「黄色ランド」の数を、1,2,3,と数えてみた。あぁ「8」なんだ、確かに。

身にしみる秋風は吹いてないのに、淋しかった。