素晴らしきかな!カン劇人!!

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TANEAKASHI

2011年12月17日 05時10分54秒 | 松本 大志郎
どうも、どうも。
三日ほど、いやほぼ四日遅れで更新です。
というか、今や自分は何曜日担当かすら忘れてしまっています。
というのも、ずっとずっと劇団さんごうの本にかかっていて、それが終わったら自劇団の仕事にかかっていて、何がもう、どうにもこうにも牛歩の牛歩の反芻反芻で、進むような進まないような飲み込むような飲み込まないような状態がかなり長く続き、キャスティングも稽古日程もなかなかに軟膏ベッチョリ・・・ではなく難航しまくっていて、ニッチもサッチーもサッチャーすらもテンテコ舞っぷりです。


どうも。

カン劇cockpitの代表であり、脚本担当であり、演出部でありもって、役者もしてもます僕です。
松本です。

どうも。



さてさて、「NETAAKASHI」ということで、ネタ明かししまーす。

ずっと、ここでも書いていたように、次回のカン劇cockpit作品は古典を翻案してやります。
しかも、翻案というか【カン劇cockpit色】というか【松本大志郎色】という感じでお送りしようとしています。

ま、今書いてる最中なんですけどね。
結構コレが曲者で。。。。

それは置いておいて、まずどんな作品を翻案するかですが、その前に今回の作品の題名を発表します。
変調・夏祭浪花鏡


そう、かの歌舞伎や文楽で有名な「夏祭浪花鏡」を本筋をそのままに、大胆にアレンジした作品をお届けいたします。
先ごろでは、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが演出家の串田和美さんとタッグを組んで、大胆な演出で観客を魅了したという作品。
NYでも出品し、勘三郎さんが病に倒れた時は息子の勘九郎さん(以前、勘太郎さん)が代役を務め、親のオハコを見事演じ切ったという、かの有名な作品です。

中でも、義理を主題とし、見せ場として義父を殺してしまうという、【長町裏殺しの場】は圧巻です。
そんな、大きな演目を我々が変調してやってしまおうと言うのです。
大きな賭けであり、大きな夢の一つでもあります。

ところで、その「変調」とはなんぞや?ということですが。
1 調子が変わること。調子を変えること。また、その調子。
2 調子が狂うこと。また、その調子。「からだに―をきたす」
3 電信・電話・テレビなどの搬送波の振幅・周波数・パルスや位相を信号波で変化させること。
4 楽曲の調子を変えること。移調。

つまりは、伝わりやすく都合のいいように色んなことを変えてしまう、ということなんですね。

ま、ざっくりとそんな感じです。


どうです。
どうですか、お客さん!
やっちまうよ。
俺たち、やっちまうと言ったらやっちまうよ。
以前だって、映画「エレファントマン」をやったしね。


ということで、いろいろ挫けそうなこともありますが、やると言ったからにはやるんですから、乗り越えられない壁はないんだから、やっちまいます。

死ぬ気で。
死ぬ気で、良いもん作って魅せます。






とは言っても、要所要所で【カン劇cockpit色】は顕在するので、肩肘張らずに構えず楽しんでもらえたらと思います。

どうか、お楽しみに♪



そしてそして、劇団さんごう第25回公演「吉野幸作の場合」は明日18日(日)本番です。
一年で一回こっきりの公演です。
どうか、皆さん三郷町コミュニティーセンター文化ホールまで足をお運びください。
絶対に損はさせません。
お待ちしています。