素晴らしきかな!カン劇人!!

メンバー出演情報から自由気ままな文章まで

よっしゃー!

2012年04月30日 18時16分55秒 | 伊藤 一壮
皆さんこんにちは!こんばんは!おはようございます!
いかがお過ごしですか!?
ご無沙汰しております!
ツィッターのフォロワーの数が5億人を越えているという伊藤です!
お久しぶりです!
すいません!
のっけからウソをつきました!


今までほんまにね、ハッキリ言って劇団ブログをサボっておりました。
今月真ん中の客演を終えて、すっかり普通のおっさんに戻ってしまってました。
言うても今年に入ってから4ヶ月、ずっと芝居漬けの毎日でしたからその反動と申しましょうか。
とにかくボーッとしてた。
これじゃいかんってことで何とかかんとか芸事の世界に立ち戻らせていただきました。

こないだ、とあるCMのオーディションに行って来まして。
まだ合否は分かってないのですがもし受かれば、おそらく三ヶ月ぐらいの間、定期的に、しかも10数秒という短い時間、テレビに映ることになります。
もう一つ、これはまだなんですがとある時代劇のオーディションのお話もあります。
もしこれに受かれば、「着物がよく似合う」らしい僕の恰幅のいい姿が、テレビに映ることとなります。
何にしてもまだ先の話ですが・・・
取らぬ狸の皮算用ってやつで、今から受かったときの事を考えてぬふふふふ・・・・と気持ち悪い笑みを浮かべてます。


そうか、もう今年も三分の一が終わっちゃったんですね。
あっという間です。
芝居やってると時間の経つのなんてすぐですな。


そういうわけでラジオも快調な伊藤がお送りいたしました。
サヨラナ、サヨナラ、サヨナラ。


~今日の一言~
ラジオ、もうすぐ一周年です!
メモリアル企画を考え中ですがいいのが浮かびません!
誰か脳を貸してください!!

お久しぶりでございます

2012年04月28日 01時48分13秒 | 田島 篤
お久しぶりでスミマセン。
お父さん歴4ヶ月弱の、田島でございますよ。


そんな日々を送っているワタクシですが、つい最近、舞台を2本観させてもらったんですよ。


1本目を観る日の前日夜に見た夢。

本番の3日前に急な欠員が出てその代役を任されたものの、予想以上に出番が多くて全くセリフを覚えてすらいないのに本番が始まってしまい、あっという間に出番が来て全くセリフが分からないまま舞台に出ていかないといけないところで目が覚めました。



2本目を観る日の前日夜に見た夢。

原付で会場に向かったところ、何故か劇場の中にまで原付で入っていき困った顔の制作スタッフさん(事務所後輩)に原付を置くところを作ってもらい、何故か楽屋にお邪魔していてそこで開演5分前なのにカップラーメンにお湯を入れ、何故かお湯を入れるのに使っていたポットが舞台装置だったことが判明し、開演中に演出さんがこちらをニラみながらさりげなく舞台上に出ていってポットを元の位置に戻し、恐縮しながらも何故か舞台袖から見ていて見切れまくり(ラストシーンでも)、何故か終演後のダメ出しに正座で参加していてあまりのショックで役者引退を決意するところで目が覚めました。



もうね、あんなに心臓バクバクしながら目を覚ましたくないッス…

妄想特急!

2012年04月25日 04時02分44秒 | 松本 大志郎
週の半分以上は午前一時過ぎに帰路に着きます。
もちろん人通りなんて少なくって、車通りも少なくって。

まぁ寂いしいですわな。

ものの五分で家に着くわけですけど、そんな中色んなことを考えるわけです。


あ、松本です。
どうも。
劇団員が全く更新をさぼってますが、たぶんみんな元気です。
僕は頑張って更新していきますよ。


いや、ほんでね。
一人で人気のないところを自転車で漕ぎ漕ぎしていると、不意に後ろから気配がしたりしますねん。
もちろん、色んな人の色んな生活パターンがあるわけですから、そらいますわな。

でも気持ちは「え??」

若干のビビりですからw

で、ここで妄想するわけです。
『もしや、ひったくり??』

悲しいかな、我が東大阪は「ひったくり件数ワースト」を記録している町なのです。
人気のない道路。
人気のない夜道。
ボロな鞄を背負っている。
もう、いろんな条件揃い過ぎで、いつひったくられても仕方がないというくらいの条件。

背後を気にしつつ、もしひったくられたらと考える。
現金などもっちゃいない。
しかし、無理に引っ張られたら転んでしまうのは必至。
追いかけたくても追いかけられないだろう。
だから叫ぶ。
夜道の人気のない、音の少ない場所で役者根性の大声を上げる。
「君は千円ぽっちで人生を棒に振るのか!」
そうなんです。
そんなに現金は持ち合わせてないのです。
ヘタしたら、千円も入ってない時もあります
(実際、十数円しか入ってなかった時も・・・)

犯人は、その声を聞いて考える「ここには金が入っていないのか。なら捨てよう。もしくは俺と同類かも」と。
そして無事に鞄は取り戻せ、犯人はわずかな金の為に人生を棒に振ることもなくなった・・・と


我ながら惨めw


そしてこんなことも妄想する。
【もしも金持ちで財布に数百万入っていたら】

その時はこう。
やはり叫ぶのだが、内容が重い。
「君にその金を全部やる。痛くもかゆくもないからな!存分にその金で遊び暮らしたいい。しかし人生は終わったも同然だ!」

これは金が入っていなかったとしても言える。
しかしながら、今の自分には言える自信がないだけw
言ったら犯人はどういう反応をするんだろうか。
鞄を打ち捨てて、「まっとうに生きよう。」となるだろうか。


ならないだろうね。


ま、そんなことを考えながら日々夜道を帰ってるわけです。
もちろん、ひったくりなど会いませんよ。
だって、どう見たって得しそうな格好してませんものwww

どちらかというと、警察官の職務質問にあってしまう。

ひさびさカン劇!!

2012年04月19日 15時29分52秒 | 松本 大志郎
週末に入っていたマスコミの仕事予定が、あえなく無くなってしまってガラ空きの週末。
ちょうどその時に、伊藤が舞台出演。
これは観に行かないかんでしょ?

ということで行ってきました。
しかも、金土と二日押さえられていたスケジュールだったので、ここぞとばかりに三本も。
なかなかね、サービス業をしていると週末空けることが困難なもんで、ここんところ全く行けてなかったのです。
しかも、今回に至っては観たいと思うもののラインナップがぞくぞくと。


まずは、一本目。
先日ブログにも書いた通り、伊藤が出演する、そして事務所の先輩が主宰する劇団【感動(gandong)ファクトリー】の『NUCHI』を観に。

感動(gandong)ファクトリー
前にも書いた通り、今回で再々演のこの作品。前回に至ってはスタッフとして入っていて、二度目の観劇。
正直、前回の公演では「どうなん?これ??」と思った作品。
演出も構成も演技も平均点以下に感じた。
衝撃としてはあったけれども、いろいろ目について「良くない」という印象だった。

しかしなぜ今回観に行ったか。
それは、ウチでの芝居を通して伊藤がどれだけの成長をしているかというのを観たかったし、繋がりから招待券をいただいていたのでという理由。
なんとも上から目線www

そんな中観に言った公演。
今回は・・・・良かった。
素直に良かったと言えた。
もちろん、いろいろ目に着くところはあって「おしいな」というのが正直なところだけれど、熱量はもちろん、前回とは何かが違った。
あとは脚本の練り直しと、演出の方法論と効果について見直すことでしょうかね。
伊藤君は・・・本人のブログに書いていたように三人の役をしていたそうですが、そうは見えなかったのでオシオキですw
あぁ、やっぱり上から目線w


続いて、翌土曜日の昼。
【芝居処 味一番】という劇団?ユニット?の公演「からあげ」

全く予備知識がなかったものの、以前共演した【月曜劇団】の上原日呂さんと事務所の先輩で【カンセイの法則】の山本直匡さんが出演するというもので、その取り合わせの妙と1stでの会話劇というので決定。
今回の公演を知ったのはツイッター。
上原さんがつぶやいていたので知りました。
先輩からDMあったっけなと思って、探したけどなかったのです。
やんわり「面白そうやな」と思っていた作品に実は先輩が出ていたパターンw

面白かった。
水害にあった町での「被災者の過労死」を描かれていたのだけれど、最後の流れまで読めたのだけど、面白かった。
結局「からあげ」の意味はわからんかったけれども・・・

というのは、開演ギリギリで会場入りして、体を落ちつけてから観る行為に移行出来なかったから。。。
つまりは、中盤からオシッコに行きたくてしょうがなかったのです(^_^;)
ホントに漏れそうで。。。。
ずっとモジモジしていたから、周りの人に迷惑かけたかも。。。。
だからではないけど、もう一回観たいと思える芝居でした。


そして、三本目!
こんなのは数年ぶり!!
劇場を梯子は初めて!!!

続いては【バンタムクラスステージ】の「洗礼者の接吻」

これはフェイスブックで「明日の予定急に空いた」と書いたら、他事務所ながら現場でご一緒になったりしている先輩・・・というか大先輩の山本香織さんがコメントで「じゃあ舞台観に来て!」と書かれたので「じゃあ」という流れ。
こういうのって先手必勝で、かつ色々迷ってる中でだったので迷いなく。
そして断る理由も断る手立てもなくwwww
もちろん、好きな役者さんお知り合いの役者さんが沢山出ているというのも観に行く理由の一つかも。

そしてそして・・・・
実は今回のこの作品は再演。
というのを、行く前日に知ったというw
それも、バンタムさんは一度しか観ていなく、その一度きりの観た作品の焼き直しだった。
ちょっとしくじった感はあったけど、会場も大きくなり、なにしろ演出が面白い劇団なので「どう変わってるんやろう」という楽しみも持ちつつ拝見。

前回より面白かったかもしれない。
実は前回は悠長な箇所が多く、面白いながらもお尻が痛くなるほど長く感じた。
しかし、今回はそんなことはなく、導入で講談士が時代背景の説明描写。
それにより、物語が解かり易くなり舞台セットも広さを大いに利用できていた。

というか、でたーい!と思える作品でした。


ああ、もう簡単に書きすぎて笑える。



とにかく、今回三本を一気に観て「芝居がしたい熱」が上がって来ました。
そしてまたの収穫は、ツイッターで「一緒に誰か行きませんか?」とつぶやいたら、二本に一緒に行ってくれる人がいたこと。
それも、芝居とは関係ない人。
演劇を観たことがない人が来てくれて「お芝居に嵌まるわ」って言ってくれて。。。

同行者と良い、「ヒマやったら来て!」というお誘いといい、SNSによって広がった感が実感できた日でした。
SNSも使いようですね。


桜の季節

2012年04月12日 16時58分25秒 | 松本 大志郎
先週末、京都にて毎年恒例の「桜を見ながら歩きとおすの会」を催して来ましたw

とはいっても、勝手に今命名しただけです。

昨年までは、加茂川周辺や北山に行ったのですが、今年は「近くにありながら全く行っていなかったスポット」の【哲学の道】へ。
お花見の観光客にもまれながら

今まで行っていた場所は、意外と人出は少なく難なく好き勝手にフラフラできたんですが、今回は人の波が少しばかり。。。

とは言っても、やっぱりフラフラフラフラ。
それこそ、立ち止まることも殆どなく、朝方日課の散歩に出ている人生の先輩方のように。

雰囲気を味わうだけ。
ただ、それだけが簡単に満喫できる方法なのですね。
この前日まで、四月というのに体も心が春になっていなくて、なんだかモヤモヤしていたのが嘘のように晴れました


それでは、少しばかりですが写真にて共有してください。






著者近影w

公演情報ー!!

2012年04月10日 01時29分18秒 | 伊藤 一壮
皆様、お久しぶりです。伊藤です。
長い間潜っておりましたが最近ようやく気持ちが上向いてきました。
と書くとなにやら鬱々としていたみたいですがそうでもないんですよ(笑)
あっちこっちでガハガハ笑ってますししょーもないこと言い合ってますしラジオでは相も変わらずバカ話してますし。

ちょっとね、客演先の稽古が忙しくてネットから遠ざかっておりました。
担当曜日の日曜日が来てもつい忘れてしまって後になって思い出して「あぁっ!」と目を見開いて、でも「ま、いいか」と床に就く毎日でした(笑)

しかしそう放置ばかりもしてられない。
なぜなら今週末に本番が迫っておるからです!

このお芝居は再々演。つまり、6年前に初演、4年前に再演を重ね今回にいたるというわけです。
その三回ともに僕は出演させてもらうわけで、ラジオでも言うてましたが僕にとっても思い出深い、そしてお世話にもなり、さらに成長させてくれた公演でもあるのです。
1月に「寒い寒い」言いながら始まった稽古ですが、今日の稽古では暑いぐらいでした。
もう春なんですね。
僕らも花を咲かせたいと思ってます。

以下に詳細を載せますので、皆さんぜひともお越しいただきたいです!




感動(gandong)Factory10周年記念公演
『NUCHI』

■ストーリー
戦争があったことは知ってるけど、実感はない…そんな大学生<学>と<ルリ>が、ひょんなことから太平洋戦争末期の沖縄に迷い込む。そこで出会う友情、そして、無慈悲な現実…
人が人でなくなり、いとも簡単に命が吹き飛ばされる戦争。それを目の当たりにした現代人の行く末は…

2006年、2008年と上演し、好評を博してきた劇団の代表作がすべての面でパワーアップをし、設立10周年公演として帰ってきます!
綿密な取材と考証から描き出された沖縄戦を目撃するのは、あなたです…

10周年ということで、なんと!2006年、2008年公演の際に、劇中で使用していた歌『童神』を歌う沖縄のアーティスト“古謝美佐子さん”がゲストで来て下さることになりました!
こちらのライブ(15日のみ)もお楽しみ頂ければと思います。

■日時
4月13日(金)19:00~
  14日(土)15:00~/19:00~
  15日(日)13:00~
※15日は公演終了後 休憩を挟み
『古謝美佐子さんスペシャルミニライブ』がある為(16:00頃終了予定)
チケット料金が4000円となります。ご了承ください。

■料金
一般 3000円(ただし15日のみ4000円)    
学生 1500円(高校生以下対象/要学生証)
※未就学児童の入場はお断りしております。

■場所
一心寺シアター倶楽

■チケット購入方法
①役者に直接伝える
イープラス 
(何を見て登録しましたか?の欄に伊藤一壮の名前の入力をお願い致します)


③コリッチ(こちらはチケット購入はできません。予約のみとなります)
(備考欄に伊藤一壮の名前の入力をお願い致します)
携帯用
PC用  


■4月15日は公演終了後、古謝美佐子さんのライブがあるため、混雑が予想されます。
また金曜日、土曜日も入場の際は前売の方、ご予約の方、当日の方の順番にご入場頂くこととなります。
ご来場の日程が決まりましたら、前売の購入・予約をオススメ致します。

劇団感動factory公式HP


~4月15日 古謝美佐子さんについて~
1954年沖縄県嘉手納町生まれ。沖縄を代表する民謡歌手。
初代ネーネーズのリーダー。
「童神」は、NHKドラマ『ちゅらさん』で挿入歌として使用される。
日本の権威的学者や音響研究者の研究発表により、古謝美佐子の声は、
人を癒したり健康を促進する『高周波』と『ゆらぎ』を同時に持つ希有の存在である、ということが証明される。
作家の五木寛之氏が、「いま最も凄い歌手」と絶賛する。

それでは皆様のご来場お待ちしております!!

~今日の一言~
僕はメインキャストではないですが、芝居中の僕の動きを注意して見ていただくともう一つの物語が浮かび上がる・・・かもしれませんよ(笑)
なお、ここのコメント欄や劇団メールフォームからでもご予約できます!
その際はお名前・日時・枚数、千秋楽ならライブの観覧するかどうかを明記してください。
僕から受付でチケットのお取り置きをさせていただきます。
よろしくお願いします!

アイノカタチ

2012年04月06日 02時28分03秒 | 松本 大志郎


いきなり青臭い題名でゴメンなさいよ。
いやもうね、この題名しか思いつかなかったんですw

ええ、そうです。
今回は「愛のカタチ」について書いていこうかなって。

「愛」と一口にいっても、人それぞれ色んな形・色んな色・色んな大きさがあるわけで、それこそ千差万別なわけです。
それに指向なども加えていったら、「愛」とは何ぞや?という原点論にまで遡ってしまうほど。
だから、人によって「それは愛ではない」とか「愛情をもって○○していたが・・・」というような、偏向というのか受け入れられにくい物になってしまうこともあります。

とは言え、普遍的にこの世に存在し、実はその本質的実態が見え辛い。
実際、その愛をそそぐ対象が見えないものだったら、余計に表しにくいし著しにくい、そして現しにくい。

だからね、本当はココに書くようなもんじゃないんです。
でも、書きたくなったから書いときます。
恥ずかしいけどね。



今まで、自身の書いた脚本で色んなカタチの愛を表現してきました。
母性愛
自己愛
神への愛
父性愛
地域愛
家族愛

などなど・・・
まぁ、それはそれは色んなものがあるよなぁって。
表現しきれないよなぁって。
だって、テーマを絞って書いたとしても、結局は「自身への愛」というカタチに終止してしまうんですよ。

だから、ここはひとつ自分なりのカタチを作ってやろうと思いまして。
というか、今本当に溢れんばかりの愛情を、ここぞとばかりに注ぎ注いでやろうと。


きっかけは些細な事でした。
「目立ちたい」
ただそれだけ。
何かを自分のフィールドで好き勝手に表現したいというもの。
何もわかっちゃいないものでした。
誰も俺に好きに表現させてくれないとさえ思っていたものでした。

だから、やったこともない脚本を書き、演出をし、色んなことを解かってるかのように。

そして、それが動き出したら今度は継続への舵取り。
しなくてはいけない。だから先を見てるようで、実は目隠しをしたまま走っていたのでした。

「これは違う」「このままではいけない」と思ったのは、つい一年ほど前。
「何かが足りない」「何が足りない?」それが分からなかった。

そして原点に戻った。

劇団で何を表現したいのか?
芝居とは自分にとって何なのか?

芝居については、自分自身の存在意義であり、心躍らせるものであり、体の一部と化していると言える。
しかし、劇団に関してはどうか?
そこで詰まった。

元々が、先述したとおり少しはみ出してみたかっただけなのである。
原点から観ると、自身の劇団でなくともマスコミであっても独自の芝居表現は出来るはず。
観て欲しい芝居・お話があるのであれば、脚本によって表現できる。
では団体としての劇団は、なんとすべきか。どうあるべきか。

そうなると、解散論になる。
いてもしょうがない。
群れてもしょうがない。
となってしまう。
ましてや、特に表現したり魅せたいと思わない公演を打って赤字が出るのならば余計に。
苦しいし、しんどい存在にさえなるのだから。



しかしながら、一つだけ光明が見えたのです。

劇団に対する愛情。

自分が興した劇団。
今まで、色んな苦労をさせられ、そして良い出会いもあり、沢山笑ったし泣かされた。
短い年数しか経ってはいないけど、多くの物を得ることができた劇団。
これは、そう簡単に捨てることは出来ない。
間違っても、なかったものにするわけにはいかない。

どうすればいいのか?
どうすべきなのか?

見えたものは一つ。
劇団に関わる全ての物や人に同じ分の愛情を注げばいいのだと。
それは間違っているかもしれない。
何かを失うかもしれない。
でも、それしかないと思う。

打算的と言われるかもしれないが、押しつけることは出来ないので、まず劇団員に愛をそそぎ(男ばかりで傍目には気持ち悪いけどw)作品に愛を目一杯に今まで以上に注ぎ、観に来てくれたお客さんに注ぎ、もちろん協力くださる方々にも愛を注ぎ・・・
そうすれば、いずれ時間はかかるかもしれないけれど回り回って劇団の隆盛にも繋がるような気がするし、ひいては自分にも還ってくるのではないかと。

劇団員に対しては特に感じ取ってほしい。
時にはきつく辛く当たることもあるかもしれない。けれども、それは俺の目につくことは他の人にもつくことだと分かって欲しい。
そして、やむなくカン劇cockpitを離れることがあったとしても、多少は難を逃れることができるやもしれない、次に繋ぐことができる失敗の一つ、劇団をやっていたから芝居をしていたから何も知らない出来ないと言われないようにという気持ちの表れだと思って欲しい。
もし、このまま一緒に走り続けることができるのであれば、劇団をもっとカッコ良く見られるように劇団を好きになってもらうために劇団を愛されるように、一つ一つの行動に愛を持って、劇団に愛情を注いでいただけたらと思う。

どう愛を注げばいいのか?
それはわからん!
もしかしたら、目の前に落ちてるゴミを拾うことからなのかもしれない。
もしかしたら、隣近所に挨拶することからなのかもしれない。
目のあった人がお客さんになるかもしれない、お客さんかもしれないと思ったら、あっさりとそれは繋がるような気がする。


なんか最後の方は私信のようでしたが、今を踏ん張る為に、次に繋げるために、明日明後日来年10年後50年後の自分の為に書いておきたかったのでした。
今一人みたいだけど、一人じゃねーよって言いたいし、一人じゃないと思いたいしね。


「違うんじゃね?」とかお思いになられたら、どうぞ忌憚なくコメントをください。