先日10月22日は即位の礼でした。
当店は火曜で思いもよらぬ祝日で子供たちと久しぶりに出かけてリフレッシュさせていただきました。
さて、皇族の女性方がお召しになった十二単。
当店所有の物は、唐衣と裳がない五つ衣と表着のお着物です。
※小袿(こうちき)といいます。
十二というのは「十二分に」と同意で「たくさん」を意味しております。
お雛様の菱餅のように重ねて着せてゆきます。
絹の紐を結んでは解きを繰り返して最後に色合わせを楽しむことのできるグラデーションに仕上がります。
当初は
こちらの状態で展示しておりましたが、着付けの先生にご指摘をいただきまして
小袿は前を開いて着装するとのことで
単より上のお着物を解き、重ねてこちらのような状態で着装するのが正しいです。
これまた反射が厳しくて見づらいですが(^^;
即位の礼を記念して10月はディスプレイしておりますので、よろしければお立ち寄りくださいね。