地球温暖化が叫ばれいる今日、先日、先進国首脳会議が北海道で開催され、無事終了したところです。
この「G8」でも議題に取り上げられた、地球温暖化対策について、私たちの生活の中で少しでも、エネルギー消費を押さえるため、昔から日除けを付けて、夏の暑さを少しでも和らげるため、「すだれ」や白い木綿の「日除け」を付けていました。 これは、時代劇の映画などの中で、お店の屋号の入った日除けなど目にすることがありますが、今日ではあまり見かけません。
しかし、最近ホームセンターなどでは、最近の住宅にマッチした、お洒落な日除け(シェード)が売り出されています。 また、温暖化防止として、窓にアサガオやゴウヤの日除けでエアコンの省エネを図ることをよく耳にします。つる植物での遮温効果は、植物の蒸散作用により3℃程度と言われています。
では、今回市販されている日除け(サン シェード)ではどの程度の効果があるか調べてみました。
調査日/平成20年7月14日 11:20~11:45
シェードの表面温度:40.6℃ 日当たり窓カラス温度:38.6℃
------日除け(シェード) ------
裏側温度:35.8℃(40.6-35.8=温度差 4.8℃)
サンシェードの効果 最近では「アサガオ」や「ごうや」などのつる植物が人気があります
が、成長するまでに早といわれても・・・・
どちらを使用するかはあなた次第(10年は使用できるでしょう)。
窓カラス+網戸の温度:35.2℃~35.0℃(2.4~3.6℃)
床(木) シェ-ドによる日陰温度 :37.4℃
床(木) シェードなしの日当り温度:51.6℃
参考 日除け(サン シェード)
地表面 裸地温度45.2℃ 草地:37.4℃
建物陰のガラス表面温度: 35.2℃~34.4℃
建物陰の窓カラス+網戸の温度:35.2℃~35.0℃
ペアガラスの効果 4.6℃の効果があった。
日当たりガラス表面温度:38.6℃
内側ガラス表面温度: 34.0℃
参考
赤外線温度計 (株) オーム電機 TN006