Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

アメリカの大学は入るは易く出るは難きか?

2012年12月01日 | 英会話
金曜日は make up でVictor のクラスでレッスンを受けた。
レッスンの後、1階でコーヒーを飲みながら友人と雑談。
隣にVictorが弁当を食べに座った。
「ボクがいては会話の邪魔になりますか」
「全然・・・かまいませんよ」
私達は、かなり込み入った話に入った。
「Victor 私達の話の内容分る?」
「すみません。全部分ります」

「ちょっと話題を変えよう。
Victor アメリカの大学は、本当に『入るは易く出るは難き』なの?」
「これ英語で、それとも日本語で・・・どちらにしますか?」
「勿論日本語で話して欲しい」
「では質問に答える前に、『アメリカの大学は』というのはない、というのを知ってください。
日本では、大学の制度は、どの大学でもほぼ同じ。
アメリカでは州によって大学の制度は違う。
州の中でも大学ごとに制度あるいは考え方は違う。
絶対に横一線に並ばない・・・というのがアメリカ。
一つ全ての大学で同じなのは、大学はビジネスであるということ。
大学はいかに利益を出すかを常に考えている。
学生を簡単に進級させない・・・留年すれば学生は学費を余分に払うことになる。
それで大学の収入が増えます。
出来の悪い学生を簡単に卒業させると、大学の評価が下がります。
全ては大学の利益ため、学生第一ではありません」
「ハーバード大学なんかは、入試は難しいの」
「高校で統一の試験をやり、それで入る大学を割り振ります。
日本人はハーバード大学を出ている人をスゴイ(優秀)と見ますが、
アメリカ人はハーバード大学を出ている人を『お金持ちだな』と見ます。
ハーバード大学を出るには、ものすごいお金が必要ですから貧乏人は行けません。
例えば『ブッシュ』知ってる?」
「知ってるよ。ブッシュも単なるお金持ちって言うんだろ」
「Yes. それにどんな大学にも必ず優秀な人がいます。
だから、この大学を卒業しているから優秀、あの大学を卒業しているからアホなんてことはありません」

私は英会話学校15年生(15年もいてこの程度)で、色々なアメリカ人と交流している。
先生はだいたい、1年で辞めていくから。
多くの先生を見て「アメリカの大学生は必ずしも、熱心に勉強しているとは思えない!」とキッパリ言いたい。
卒業も容易だと思う・・・これもキッパリ。
全ては本人次第・・・当然のこと。
自分の人生は、自分で切り開く!

以下に日本からアメリカの大学に留学した人のコメント。

卒業が難しいとは思いません

金持ちは入れる

ほぼ嘘です


Victor は、アメリカの大学院に入り専攻は「言語学」だそうです。
大学の専攻は「日本語」であったそうです。
3年間、大学で日本語を学んで日本へ来る時は、日本語を喋れたそうです。
5年間日本に滞在して、日本語に磨きをかけた。

彼の母親は、30歳代で大学院卒業。
父親は50歳代で大学院を卒業。
苦学一家ですね。
アメリカでは社会人、主婦も(週に1日大学院に通って何年掛けても卒業が可能)MDを取れる。
スバラシイ制度というより、大学の利益になることならば、何でもやるようです。


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