Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

夕焼け散歩

2013年11月30日 | 散歩
現在学んでいる絵画教室に、同じ高校の電気科卒しかも美術部の先輩がいる。
年齢が離れているので、お互いの美術部活動の状況は知らない。
彼は県展会員。
どこで学んだかは聞いていない。
彼に言われた。
「展覧会の絵は、構図の段階でしっかり検討しないとダメなんだ」
例えば
①どの範囲を描くか
②どの木を描くか
③木の位置は
③幹の方向は
つまり、最初に構図を作る…これが大切。
実際の風景を写すのではない…だって。
私は何も知らず、実際の風景を写した。
家内会議でマロの意見を聞いただけ。
当然だが都会には、展覧会を目指ざすたくさんの絵画教室がある。
特に神奈川県は、画家がたくさんいると聞いている。
そこで美大を出た人が、徹底的に指導している。
というか、展覧会の審査員の大半は絵を教えて生業(なりわい)にしている。
仕方ないよね。
プロ野球の審判は、審判で生活が出来る。
美術展の審査員は、審査員だけで生活が成り立たないもんね。
審査員はボランティアみたいなもんだ。
という訳で近年は、アマチュアの絵のレベルが非常に上がっている。
展覧会入選も難しくなっているというか、会場には優れた絵が並んでいる。
世の中が裕福になった証拠だ。
美術愛好者が増えるのは良いことだと思う。
美術愛好者のレベルが上がるのは良いことだと思う。
その代り、何も知らずに一人で絵を描いても中々展覧会には入選しない。
そんなこと、考えながらずっと歩いた。
「あぁ夕焼けか…。
遅くならない内に帰ろうね」
「ワン」











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