Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

里山の秋

2013年11月22日 | 散歩
「里芋ができたらら取りに来て…」
最近は毎日快晴…散歩も兼ねて一家総出で出かけた。
実家の樫の木は元気かな?
この一年、弱っていたシンボルツリーの樫の木。
虫が幹に穴を開けていたようで、消毒したら元気になった。

幹の直径1m。
「登って見ろ…レッツゴー」
「無理言わないでよ。
猿じゃないんだから」

庭には柚子(ゆず)が一杯成っていた。

「ほんじゃ、散歩に行こうか」
「ワン」
これは農業用ため池。
危険なので、周囲は厳重に囲ってある。

絵になるポイントだな。

ここで景色が開ける。
妻はこの景色を見ながら学校へ通った。
「子供の頃は、景色が綺麗だなんて思ったことは一度もなかった」だって。

これが有名な四津山で、ハイキングコースがある。
「今度は四津山で我が家美術部の写生会をやる予定だ。
山の上もきれいだから期待していなさい」

「ワワン」
こっちの山もいいよね。

「ワワン」
「アッこの山も小道があるから写生会ができるね」

「ワワン」
「ちゃんと聞いとるか? それにねー」
「くどいなー、うんちくが多すぎる」

この辺りを通る人はいない…。
「マロ、ドッグランでもやれ!」
「ヒャッホー」

「今度はコッチ」
「チョー…たのしー」

「向こうも」
「オリャー…おもしろいー」

「あっちも」
「ヘッホー…はぁはぁはぁ」

「どこへでも、そりゃー」
「いい加減にしてよ…自分は走らないで…ずるいよ」
「なんか言ったか」
「疲れたーボクもう歩けないよ…ひーはー ひーはー ひーはー。
もうダメだ」
「それ、どこかで聞いたな。
まぁいいや、抱っこしてやる」

「今から里山を見てこよう」
「さといも?」
「さとやまだ。
グングン歩くよ」

「柿が一杯の家」

「裏に林のある家」

夫婦で農作業している家…残念だけど若い人はいないんだよね。

大きな山もいいけど、里山も中々いいもんだ。
帰りに「おにっこハウス」で昼食。
この店人気。とても美味しい。

里芋だけでなく、白菜、ダイコンも。
大根はこの間、床屋へ行ったら2本くれた。
食べきれん。
「マロ大根は美味そうか?」
「ん?クンクン…まずそー」

「これからは、柿の代わりに毎日大根を食え」
「ヒョエー…ボクが食べるの?」

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