感覚の間隔

家族、仕事、友人、知人から街中での知っている人、知らない人・・・そこでの自分の、自分との「カンカク」はどうなんだろう

VRの世界

2019-03-02 21:07:14 | 日記

今日は午後から、「日本認知科学会」で「環境・身体・脳の相互作用とリハビリテーション」というテーマで4本の講演を聞いてきました。


普段、直接の臨床現場から離れている身なのでどのくらい話しについていけるか不安だったが、とっても実りある内容で、あっという間の4時間ちょっとの時間だった。


その中でVR(バーチャルリアリティ)のリハビリテーションへの活用の話しがあった。正直今日までVRにはあまり関心がなかったのですが、話しを聞いて、そんな仮想世界を現実世界と結びつけられるんだぁって知り、見方が変わりました。


そして、会場には脳血管障害の人に起こることがある「半側空間無視」の治療に使えるのではと言うVRのデモが。

初体験のVR


説明を受けて、マウントを顔に当てて見てみると


そこには視覚的な立体世界が。


で、左半側空間無視の方を想定して、視覚注意を促すように視野を狭くして、

右に向いているところから見る世界が左にシフトしていくと、


自然と左を向いていく👀。


仮想世界の感覚(視覚ですが)😜


現実でも物を物理的環境を設定すればできるでしょう。

でもこれもありって思いました。


訓練というより遊び感覚でやれそうだし。


発達に課題がある子どもの、視覚的注意や目の使い方に課題がある人にも応用できそうって思いました。


現実との間隔が近くなった仮想現実、VR


ちょっと自分も欲しくなってしまいました。


ちょっとこの世界を勉強してみようと思った午後です。✍