★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月10日 醴泉ー安東(34㌔)

2009-04-11 05:48:04 | 朝鮮通信使ウオーク
4月10日

朝の気温は8℃、少しひんやり。
8時スタート。郡庁舎前では昨日の到着時の記念写真をみんなに配ってくれた。
行きかう通学の中学生のヘアースタイルは男女ともオカッパ姿が多い。
道路の拡張工事が多いので1列で進む。
今日もまた桜並木が延々と続く。
骨組みだけのビニールハウスで夫婦が農作業。
9時半、洛東江の土手から農道に入る。
ゆるやかだが長い上りが続き水田が両側に広がるのどかな山村だ。
涼しい風が渡りきもちがいい。
アジュンマ(おばさん)たちが山菜採りをしている。
新築の農家の前で老人4人が「ひなたぼっこ」。
岡田さんが駆け寄り握手。
ふうふういいながら上りきると、峠のお墓の広場で小休止。
宣さんが「この峠は昔、百峠といわれ、山賊がでたので、百人が集まって峠越えをしました。
安東の人はイエチョン(醴泉)で牛を売り金を持っていたので襲われる心配があったのです。
朝鮮通信使はここで休み昼食を食べました」と解説する。
峠を下り安東市に入ると、道路の拡張工事。
いずれ古道の雰囲気の残るこの道はなくなってしまうのだろう。
山火事注意を呼びかける車が通り過ぎてゆく。
この時期韓国ではあまり雨がふらず、テレビでも山火事にニュースが多い。
昼前、豊山邑事務所でトイレ休憩。
所長が水の差し入れ。
皆黒い服を着ている。
胸には「山火事注意」と刺繍されている。
カルビタンの昼食後は気温がぐんぐん上がり、27℃。
バイパスの側道を歩く。
菓子製造工場で休憩すると、「釜山まで歩くんですか」と
冷たい自社製のアイスクリームを差し入れてくれた。
午後4時50分に「安東東軒」にお到着。
東軒というの朝鮮時代の地方事務所のことで、楼閣などの建物が再現されていた。
昔・副市長に向えられた。
日韓それぞれ最年長の岡田昭弘さん(79)と任昌善さん(74)に花束が贈られた。
そして副市長の招待で市内の食堂で「豆腐料理」をご馳走になった


日本隊の最年長、岡田昭弘さん(79)は山村の村人にあいさつ



道路工事で迂回。この古道は拡張工事で消えて行きそうだ



峠に向かうゆるいが長く続く峠道。鳥のサエズリが聞こえてくる



安東市に到着、昔・副市長の出迎えを受け、夕食(豆腐料理)をご馳走になった


到着地の安東東軒に到着し記念写真













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