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【ベイマックス】観てきましたよ。

2015-01-06 23:24:00 | レビュー・映画・本
「僕たちは思わぬ形でスーパーヒーローになった」
「でも兄さんの願いどおり人々を助けつづける」
「ベイマックスと一緒に…」

ラストに流れる、セリフ。
これが、この映画のメッセージのすべて。


本来ならダークで重い復讐劇になってしまいそうな「兄の不慮の死」という物語の始まりを、さらりと流して、主人公(ヒロ)が立ち直り兄の思いを汲んでゆく様を、さわやかなアクションとともに、友情と成長のストーリーにしてしまうあたり、さすがアメリカ!! いや、さすがディズニー!なのかな…!?

サンフランシスコと東京をMIXしたという架空都市、サンフランソワは(日本のアニメにはありがちな)パンクで刺激的な街並み。

ひと昔まえの香港映画みたいな色彩感覚。

ヒロの仲間たちは、日本の○○レンジャーよろしく色分けされたヒーローで。

当たりまえだけど、かわいく愛すべきキャラのベイマックス。


じゅうぶんだ。

特に難しい設定も、
感動の嵐も、
勧善懲悪も、
いらないでしょ。

かんたんで、笑って、少し泣ける。
じゅうぶんだ。

人々の心と体をケアするために造られた、ケアロボット「ベイマックス」

戦うためには造られてない。

でも、人々を助けるためにスーパーヒーローに…。
(悪をやっつけずに、許しているけど、戦ってはいる…っていう)無理矢理感も否めないけど(笑)(笑)

原作のマーベル・コミック「BIG HERO 6」は、ヒーローアクションですものね。よく、ここまでつくりかえたな…って感じ!
いわば「BIG HERO 6」のエピソード0をつくった、ってところなのかも。

難しいこと考えずに素直に楽しみたい方には、オススメの作品です♪ヽ(´▽`)/


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