ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

映画や本や神社や展覧会。あとは日々のつれづれです。

映画【サマー・オブ・ソウル】観てきました。

2021-10-21 20:57:00 | レビュー・映画・本
50年間封印されてきた
音楽フェスのドキュメンタリー

【サマー・オブ・ソウル(あるいは革命がテレビ放映されなかった時)】

観てきました。


ウッドストックが開催された1969年。夏。
160km離れたハーレムにて行われた
もうひとつの歴史的音楽フェスティバル

[ハーレム・カルチュラル・フェスティバル]

その全貌と
貴重なインタビュー。
当時の参加者たちの証言。

そう、
これは
ブラックカルチャーの歴史であり、
貴重なドキュメンタリー。

スティーヴィー・ワンダーのドラムソロで始まる映像。

圧巻のニーナ・シモン。

爆発的なソウルパワーに震える。

スライ&ザ・ファミリー・ストーンの格好よさ。


マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺された翌年。
変革を求めた人々のエネルギーは留まることを知らず、
6日間行われた無料のフェスに
30万人が熱狂した。

さいこう。
音楽はもちろん。
ファッションもダンスもすべて。


当時のアメリカカルチャー。
人種や貧困の問題。
若者たちの怒り。

その
熱量や熱気が
狂おしいほど伝わる映像。

そして音。

音楽映画であり、
ドキュメンタリーであり、
歴史であるこの作品。

構成もすばらしくカッコよい。

まさに傑作。
ふるえた。

さいこう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿