私のこと。2。

私が当時(8才頃)いちばん仲良くしてた子。

当時の私は、やっぱり少しアホだったのか、変わってたからなのか、それともわからない風を装ってたのか…
その真実すらわからないけれど。

私は、みんな大好きだったし。
私は、みんな仲良しだと思ってたし。
彼女は家も近くって話もあったから一番一緒にいる時間が長いだけなんだって、思ってた。

でも、私の仲良くしてたあの娘は、皆からは若干うっとおしい存在だったらしく。

「それでも、彼女は、かなえちゃんにとっては、すごくいい子だったんだよね。そんな姿を私たちは知らなかったよ」
そういって、友は笑ってくれたけれど。

そんな彼女との付き合いも、高校に入るころには薄れていたし。

人生って、難しい。

人と人って、難しい。