Kiwi - diary

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この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本 神川 貴実彦

2010-06-17 | 
就職(転職)希望者向けに、コンサルティング業界全体を説明した本。一部の戦略コンサルや総合系ファームの名前しかしらなかった私にとっては、それぞれのファームの特徴やそもそもどういう仕事をしているのかを理解するのに役立った。特に最初の2章。
1.コンサルティング業界の基礎知識
-コンサルティングファームは何を付加価値としてフィーをもらうのか?ベストプラクティスの提供だけでなく、社内決定を後押しするための泊付け機能もある。
-組織は基本的にプロジェクト単位でその都度構成される。プラクティスグループ(業界や機能の専門分野)はマネージャー・パートナーになるまであまり関係ない。
- 職位(アナリスト・コンサルタント・マネージャー・パートナー)とそれぞれの役割。パートナーが営業をしてからプロジェクトが完了するまでのざっくりとした流れ。
2.各コンサルティングファーム・領域の解説
- コンサルティングファームは主に7つに分類される。戦略系、総合系(旧会計事務所系)、シンクタンク系、業務・IT系、組織人事系、フィナンシャルアドバイザリー系、国内独立系。
- 戦略系はフィーが高額(やっぱり!)なので、基本的に大企業がクライアント。
- シンクタンク系(三菱総合研究所、日本総研など)のプロジェクトテーマは総合系ファームと重なるが、若いうちから営業活動に携われるのが特徴。

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