Kiwi - diary

life mostly in Saitama and Tokyo.

Stupid White Men  Michael Moore

2009-08-31 | 
日本語訳だとタイトルは、「アホでマヌケなアメリカ白人」マイケル・ムーアの本。本人がアメリカ白人だからこういうタイトルの本があり得る。911直後の本なので、内容は多少古いが、マイケル・ムーアの軽快な語り口調が面白い。内容は、Dear Georgeでブッシュ大統領批判、Idiot Nationで教育を批判し、The End of Menで男性優位社会を批判。かなり過激な発言ばかりなので、実情に疎い日本人は話半分くらいに聞いておいたほうがよいかもしれない。表現の自由が保障されている国はすばらしい。(最初の章で出版社批判をしているにしても。)Amazonの批評によると、翻訳版は酷評されているので、ムーアの語り口をそのまま楽しみたい人は、原書を読みましょう。

ナイトミュージアム2

2009-08-26 | 映画・TV
ナイトミュージアムを見たときに、アメリカっぽいクレイジーなコメディだと思った。今回は引き続き続編の2を見た。前作でミュージアムのガードをしていたベン・スティラーが事業で成功し、久々に戻ったミュージアムで展示物たちに起こっていた危機とそれに立ち向かうベンを描く。展示物たちはかなりガードの固い地下に閉じ込められているのだけれど、うまく入り込み、さらに強力なキャラクターたちと戦う。実際にあったら死にそうなくらい大変だけど、そこは設定がありえないから安心して「戦い」を見ていられる。そして始終くだらないギャグが多いのだけれど、(アメリカ人なら誰でも知っているらしい)エミリア・エアハートが最後にいいセリフを言ったり、笑い飛ばすだけではない要素も入っている。楽しい映画であることは間違いないので、誰とでも安心して見られる。



リストランテ サルターレ 御茶ノ水

2009-08-23 | 食べ物(お店)
大学時代の友達とディナー。予約してもらっていたイタリアンに行った。日曜遅めの時間だったこともあって、店内は1~2組しかいなかった。後から口コミを見てみると、実は人気店だったらしい。場所は御茶ノ水、湯島、末広町駅からそれぞれ歩ける。つまり、どこからも微妙に遠いという立地で、まわりは住宅街の閑静な場所にあった。
こじんまりとしたお店で、メニュー以外にも材料があればパスタ・リゾットは何でもリクエストに応えられるとのこと。私たちは、メニューからお任せ前菜の盛り合わせ、はまぐり(塩味)のパスタ、牛肉のラグーソースのペンネを注文。全部二つに分けて持ってきてくれた。パンもあったので、お皿に残ったパスタソースと一緒に食べた。それぞれおいしくて、量も女性グループであればこれで十分くらい。最後にティラミスを半分ずつ食べた。形の整ったティラミスで、マスカルポーネの味がしっかりとした。2人ともサングリアを一杯ずつ、それから友達はコーヒーも頼んで、全部で7,600円だった。学生時代の友達とは話がはずんで楽しい。

http://gourmet.yahoo.co.jp/0007158701/

フットサル

2009-08-20 | 出来事
恒例の大崎フットサル。いつも15人前後で、連続出場が続出するのだけれど、今回は突然人数が増殖し、20人以上も集まった。女性は5人いたので、2-3人ずつ1試合おきくらいの出場で、蒸し暑い夏の日にはちょうどいいくらいのペースだった。1試合おきでも、2時間ある時間の後半になると走り回った体力が回復しなくなってくる。久しぶりに思いっきり走り回るのは気持ちがいい。それから、キーパーをやっていた上司からゴールを奪ったのがうれしかった。次回は秋かな。


アフタヌーンティー @マンダリンオリエンタル

2009-08-17 | 出来事
いろんな人のブログで絶賛されていたマンダリンオリエンタルのアフタヌーンティーに行きたくて、平日を狙ってトライすることにした。週末は1ヶ月前から予約が必要とか。さすがに平日は数日前でも窓際がとれた。ラッキー、と思ったら、落とし穴が。窓は南側にあるため、夏の日差しがさんさんと照りつけ、ホテルでクーラーがんがんかけてるはずなのに、暑い。さすがに直射日光ではなく薄いブラインドがかかっているものの、日焼けが気になるくらいの日差しは差し込む。とはいえ、せっかくの窓際で景色はきれいなので、しばらくそこで耐えることにした。
アフタヌーンティーは、まずおかわりし放題のドリンクの選択から。暑いので、アイスマスカットティーを頼む。ほんのりとマスカットの味がするさっぱりとした紅茶。次に、オープンサンドなどが出てきた。見た目もきれいでかわいらしい。一つフォアグラが入った食べ物があり、無理やり食べて辛かった。やっぱりレバーは大嫌いだ。それから一番期待していたスコーン。プレーンスコーンとチョコチップスコーンに、ジャムとクロテッドクリームがついてくる。意外と小さい。。。おかわりもできないし、ということでちょっと残念。でも、デザートまで食べたら意外とお腹いっぱいで、ここでおかわりできなくてよかったかもしれない。最後に中国茶器に飾られたミニケーキ盛り合わせ。
ゆっくりと出てくるので、2時間くらいは余裕で過ぎてしまう。15時から始めて17時半のラストオーダーまで紅茶を飲み続け、水分でお腹が膨れた。3,800円+サービスチャージ10%と、決して安くはないものの、長時間楽しめるので、場所代も入れると悪くないかもしれない。

THE GREAT GATSBY  F. Scott Fitzgerald

2009-08-10 | 
この本も村上春樹訳で有名。TOEIC470~と背表紙に書いてあったが、かなり難しい。ライ麦~の方がはるかに簡単だと思った。登場人物が多いからだろうか。英語の名前は覚えにくく、誰が誰か読み進めるうちに混乱してくる。意外と時間がかかって、図書館の返却期限を過ぎてしまった。
本の題名である「GATSBY」氏について、隣人の僕(Nick)が回想した物語。大金持ちで、豪華なパーティーをいつも開いているGatsby。そこに招待され、本人の顔も知らないまま出かけていった僕。そこで出会ったGatsbyは意外にも若い青年だった。もともと身分の高い出身だとか、財産を相続したとか言われているGatsubyの素性はなぞめいているけれど、僕は次第にGatsbyに近づくようになり、悲しい過去や豪華さの裏にある闇の部分を知ることとなる。


Village Vanguard DINER  阿佐ヶ谷

2009-08-02 | 食べ物(お店)
何年か前に行ったことのあるハンバーガーやさんに行って見た。雨の中14時過ぎに訪れたため、店内はかなり空いている。普通のハンバーガーに、アボカドと卵を追加トッピングで注文した。ちょっと高めなので、ボリュームはかなりある。追加トッピングも入れると高さが出て、ハンバーガーの形にして食べるのはちょっと大変。バーガーを食べて、ハーブティーを飲んで、夕方の予定まで居座ってしまった。居心地がよい。阿佐ヶ谷(家から遠いし行く用事がない)でなければまた行きたい。

http://www.village-v.co.jp/diner/

Cather in the Rye J.D. Salinger

2009-08-01 | 
講談社英語文庫で原書を読んだ。学校を退学処分になった主人公の一人称で語られる小説。まず最初の章から、主人公の悪態だけで話が進んでいき、かなり変ったスタイル、と思ったが、最後までずっと口語で、会話文の中にgoddamとかbastardとかsonuvabitchとか、普通の本ではまず見られない汚い口語表現が満載。それに合わせたスペリングになっているので、多少戸惑うかもしれないが、それを除けば、英語レベルとしては易しい。村上春樹訳で有名だが、主人公の軽快な英語表現が、どんな日本語になるのか興味ある。