行きたい大学。

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中３生は、私立高校入試「終了」
　　　　 　　県立高校入試まであと「３８日」
高３生は、センター試験「終了」




ちょっと辛辣な言葉を並べます。


高３生たちの国立の出願先の話を聞いていて、
情けなくなるのと苛立ちを覚えました。


リサーチ終了後に、全員と面談を実施しました。
その際、色々とリスクとメリットを話し、私大との兼ね合いを
含めて全員が納得したはずです。


また、その際に今後の勉強のやり方や
再度モチベーションを高めることも同時に行いました。


ところが、ここに来て学校で何か言われたくらいで、
何故動揺したり、不安になったりするのですか？


それは全員が”合格”したいわけです。
不合格になるのは怖い。落ちたくはない。
当たり前です。だって、安全に入れる大学は魅力的ですからね。


ただ「行ける大学」ではなく「行きたい大学」なのでは？
単に合格の判定が高いから”Ａ大”ではなく”Ｂ大”でいいのですか？


何度も言いますが、気持ちは分かります。
でも、自分の不安があるからこそ頑張れるわけですし、
我慢して耐えなければならないわけです。


そのことをリサーチ後の面談でも話したはずです。
それが揺らいでしまうのであれば、面談をやる必要性がないのでは？
私は、行きたい大学に行ってもらいたい。


経済的な理由もあって、どうしても国公立に。ということもあるでしょう。
大切なことは、自分の決定に後悔を持たないようにして欲しいだけです。
誰かに決定されたり、流されたりして決定しないでもらいたい。


（私たちも含めた）アドバイスは、自分の判断の一助にして貰いたい。



学校の先生方、お願いがあります。
自分達の学校の国公立大学のカウンターを増やすために、
行きたい大学から合格率が高い大学への誘導はやめてください。
子ども達も悩んだ上で、決定しているわけです。


それをマイナス面だけを強調すれば、それは誰もが不安になります。


例えば、茨城大がＢ判定で、秋田大がＡ判定だったなら、
茨城大はＢ判定で定員が少ないから、秋田大のほうがよいのでは？


これでは子どものやりたいことは無視となります。
大学に行った後のことは？将来の夢は？
そこが一番大切なのですよね？


自分の人生だから自分で決定してもらいたい。
でも、流されて決定した後、後悔はして欲しくない。


まだ時間があるからこそ、やれることはあるのです。
無理というのではなく、学校でも成績を伸ばしてもらいたいのです。
子どもは良き指導者に出会えば、その後の人生が大きく変わるもの。
学校は高校時代の大半を過ごす場所ですから、よい影響を与えてください。


お願いします。



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