夜中の1時15分 観音平スタート
ご覧の通り、山頂はホワイトアウト 何も見えません。
平日ですが関東甲信地方も梅雨明けと云うことで18きっぷ利用、八ヶ岳連峰の
一番南に聳える編笠山2523.7mへあわよくば、権現山2715mまで頑張るつもりでしたが・・
梅雨明け以降、甲信は「山や」泣かせの不順な天気が続いているようです。
ホント 標高2380m 遠い飲み屋さんです。
権現山への途中、今回一番よく見えた眺めです。
青年小屋と編笠山
3日目の朝(25日)もドョ~んとしていたので
朝一で帰るつもりでしたが木曽路は快晴「木曽福島」駅 途中下車です。
開田高原よりピーカンの御嶽山
この日がホントの梅雨明けでは・・
坂下~野尻間の代行バス車窓から
南木曽町の土石流発生災害現場 山は南木曽岳
今回の行程とコース
西大路11:02-京都ー12:19米原30ー13:02大垣11ー13:43名古屋46ー15:01美及坂本33-39中津川16:10ー19坂下16:24=代行バス
=17:14野尻36ー19:12松本21:09ー22:11信濃境23:10ー23:13小淵沢=0:45 タクシー=1:00観音平1:15~
2日目
~2:45雲海~押手川分岐~7:20編笠山~8:45青年小屋9:30~権現目指すも途中撤退~青年小屋~巻道10:35~12:50押手川分岐~
14:00雲海~15:25観音平=タクシ=16:10小淵沢17:35ー19:04松本21:08ー22:02信濃大町06-22:12信濃木崎(駅泊)
3日目
信濃木崎~木崎湖散策~信濃木崎6:42ー松本ー8:05塩尻8:17-9:02木曽福島04=9:40木曽馬の里~開田高原散策~
木曽馬の里11:33=12:04木曽福島13:03ー18薮原13:37ー14:30野尻=50代行バス=15:40坂下50ー16:00中津川19ー
17:33金山37ー18:19大垣34ー19:10米原18ー20:12京都ー18西大路~20:45自宅
京都をお昼前に発ちます。平日なのでスムーズに乗り継ぎ岐阜の坂下駅へ
代行バスに乗ります。
「特急しなの」も動いていないので週末は混雑が予想されそう。
南木曽町読書の災害現場をバスの窓から~
R19を木曽川沿いに走ります。
坂下~野尻駅まで電車は約25分ですが代行バスは50分かかりました。
野尻駅
野尻駅から松本まで笑顔の素敵な若い方と同席ご一緒します。
彼女は22歳、千葉県にお住まいで3泊4日の夏休み旅行とか~、飛行機で広島まで行き、後は18きっぷ利用で
岡山、昨日は京都に泊まり宇治周辺散策、今日は松本泊まりで中央本線の旅は初めてだそうです。
ローカル電車ならではの松本までの楽しき一時でした。 サラちゃん効果絶大どす~
松本駅のアルプス口ベンチで涼しき涼風の中、サラに夕食与え、駅弁で食事です。
この後、小淵沢に向かいます。駅前のタクシーは営業は終えているだろうと思っていたのですが
なんと小淵沢着の終電まで営業中でした。交渉の結果0時45分発で登山口の観音平までお願いしました。
観音平まで15分深夜料金込みで3880-でした。 歩けば標高差680mの上り坂、真っ暗な中を
2時間以上かかるだけに4000-の出費は安い
2日目 24日(木)曇り 1570mの観音平駐車場は数台の車が止まり、暗いので車内で
仮眠を摂っているかは判りませんでした。
1:15 サラと真っ暗な中スタート、編笠山に向かいます。
ナイトハイクは去年の伊吹山以来です(長浜辺りの夜景や星明りも見事でした)こちらは樹林帯の
登りが延々と続き、木々の間から時たま微かに下界の明かりが見える程度、おまけに星空が全く見えず
段々とモチベーション維持が困難に・・雲海経て、押手川分岐からダイレクトに山頂目指すコースに入ります。
5:30 原生林の火山岩がゴロゴロした標高差420m急登へ
メチャーしんどくなって
休む時間が増えてきます。
おまけに山頂直下の2500mまで森林限界が続き
開けた後方を望むと何も見えずテンションも下がります。
足元に咲くツマトリソウ
ゴゼンタチバナ
星空は見えなかった分、足元にツマトリソウやゴゼンタチバナが点々と白い花を咲かせ癒されます。
タカネバラ
ヤマレコを拝見すると必ず、この標識が撮られているので~
シナノオトギリソウ
ウスユキソウ
お花を見る毎に癒され、元気が出てきます。
ヨツバシオガマ
7:20 倍の時間をかけ編笠山山頂 先客は一人の男性だけ
富士山に南アルプス、八ヶ岳主峰の赤岳など山々の大展望を期待していたのに
青年小屋に向かって降って行くと若い男女ペアに追い越され
観音平を朝4時に出発したそうで、赤岳まで縦走予定だそうです。
濃いガスの中、赤ペンキを辿り
累々たる岩石地帯をサラを抱え、注意しながら下降
8:45 青年小屋
ベンチでお握りを食べ、一休み
小屋の周辺に咲く クルマユリ
権現山に向かって登って行きます。
振り返ると編笠山が覗かせています
ヨツバシオガマ
ヤスガダケキスミレ
これ以上権現山に登っても展望は望めそうもなく
青年小屋に戻り、巻道から下山へ
押手川手前で元気印の 山ガールと遭遇
22年間山に登っていますと話すと皆さん でした。若いって素晴らしく羨ましいです。
ハクサンシャクナゲ
12:50 押手川分岐
若い女性が大きなザックを担ぎテント泊まりで
サラも疲れたようで下りは殆ど抱っこでした。
14:00 雲海
落葉松林を降って観音平へ
15:25 観音平で荷の整理などしていると青年小屋で出会った二人連れの女性が暫くして下山されて来たので
タクシーを呼び、相乗りで小淵沢駅へ(彼女たちは権現山登頂、やはり展望はなかったようです)
今回のコースタイムは普通タイムに倍かけていますので参考にはならないかと思います。
梅雨明け大ピーカンのカモシカさんの山行記録.旅日記 編笠山~権現山ラウンド縦走はこちらです。
小淵沢駅は標高890m高原の駅ですが駅舎は風が通らないので、標高の割に、あまり涼しくはありません。
小淵沢発17時35分の電車で松本へ、アルプス口に出て小渕沢で購入のお弁当(1200-)でサラ共々夕食です。
今夜の泊まりは奈良井、信濃境、信濃木崎など何処にするか迷い、まだ泊まったことのない信濃木崎に決定
21時08分発で信濃大町乗換え 22時12分信濃木崎駅着
3日目 25日(金)晴れ
早朝の木崎湖
6:18 信濃木崎駅 電車は南小谷行
一晩 お世話になった新しき駅舎
昔の風情ある駅舎のほうが良かったのですが・・
6時42分発で信濃木崎駅を後に大町乗換、8時05分塩尻着、野尻行17分発で名古屋方面に向います。
大糸線では北アルプスは全く見えず
不順な天気だと諦めます。
木曽路に入ると快晴、ひょっとしたら御嶽山が見えるかも・・
~9時02分木曽福島着、途中下車です。
駅前から04発開田高原行のバス乗車
9時40分 木曽馬の里下車
徒歩で木曽馬放牧場へ、御嶽山は山上の方は雲がかかって
標高1200m 日ざしは暑いですが木陰に入ると涼風が心地よし
のんびりと草を食べる木曽馬
雪渓が残る山肌
夏空が広がる開田高原
ブルーベリー狩りを楽しむ観光客
マツムシソウ
雄大 御嶽山 今日が実質的に梅雨明けでは
絵になる眺めです。
11時33分のバスで開田高原を後にします。 中央アルプスの眺め
バスの運転手は女性で、前に来た時も同じ運転手、 サラのことは覚えていられました。
木曽福島駅では土石流発生以来「特急しなの」は止まったまま3編成、構内に留置
一刻も早い開通が待たれるところです。
駅で待つのも辛いので涼しい電車で薮原に向かい薮原から野尻で代行バス、坂下、中津川、金山、大垣、米原と乗継ぎ
自宅には20時45分帰りました。酷暑の日々でしたが涼しい車内、涼しき山上で、サラ共々避暑の山歩き無事終了
レポご覧頂き、有難うさんどす
交通費 18きっぷ 2370×3
タクシー 3880+2000 バス 木曽福島~開田高原 200×2 合計13090-
ナイトハイクは去年以来ですね。でも遠方まで行かれて夜間は初めての道ではないですか?
バイタリティーと体力に平身低頭いたします。
サラちゃんも一緒で話し相手も居て、でも一睡もされずに翌日は下山と電車移動されて、翌日開田高原へ進路変更される!
かおりさんの活力の塊は日ごろの鍛錬の賜物ですね、活力の1%ほど分けていただきたいです。
不順な天気の翌日はピカピカの青空が待っててくれて、山の粋な計らいでしたね。
18キップをみごと活かされた「たびびと かおりさん」
バンザーイ!
お疲れ様でした。
もちろん さらちゃんも 一緒だったのですね。
夜間ハイクとがんばられたのに、、
ホワイトアウトとは 残念、くやしい==★
特急しなの運休も かおりさんには
関係なし、、、どこ吹く風ですね。
いや、すばらしいです。
レポ 後半おまちしています。
ありがとうございました。
八ヶ岳編笠山遠征拝見しました。
今回はナイト登山で編笠山山頂へと凄いですね。
生憎のガスで展望は得られなかったようですが
たくさんの花と山ガールに遭遇され、かおりさんも
サラちゃんも満足されたことと思います。
さらに帰路に開田高原に寄り道をされ
見事な航空母艦(御嶽山)をゲットされましたね。
なかなか全貌を見せない御嶽山・・・羨ましい写真です。
山休の方は20日に大峰オオヤマレンゲでした。
トンネル西口からのピストンでしたが
久しぶりの為、バテバテになった次第です。
昨日は38,3度京都炎上の猛暑、今日は打って変わり
小雨模様、180度の転換に涼しくて有難いです。
今回の山行、山の神は微笑んでは、くれなかったようです。
一日遅らしていれば至福の展望を眺められたと思うと
チョッピリ残念でした。
又出直して来なさいということでしょう。
次は全国的に安定した晴れマークの機会に
出かけられるよう、心がけておきますか~
昨日の猛暑、海に面した神戸の街は如何でしたか。
38,3度の京都と比べると、まだしのぎ易いかもしれませんネ
恒例の信州山歩き、今回は山の女神に見放されて
散々でした。
1日遅らせていれば素晴らしき展望に恵まれたかと思うと
悔しさに涙が流れます
懲りることなく次なる山へ
チャレンジーしてみたく願っています。
昨日の炎暑は体の置き場所がない一日でした。
今日はしのぎやすく、体もほっこりさせられます。
編笠山ご覧いただき、有難うございます。
11年前の赤岳~横岳以来の八ヶ岳再訪でしたが
生憎のホワイトアウトにテンション下がりっぱなしでした。
やはり山はお天気次第で笑ったり泣かされたり
普段の心がけも大切でしょうが
尽きぬ悩みです。
八経ヶ岳へオオヤマレンゲを見にお出かけでしたか
間に合って良かったですネ
厳しい暑さが続きます。くれぐれも熱中症に気をつけて
頑張ってまいりましょう。
日帰りで「アミ・ゴン」を踏破するかおりさんの健脚が封印されてしまいましたね。
さすがのさらチャンもナイトハイクで、その上に八ヶ岳のゴロタ道は手強かったようですね。
私は25日に上高地へ入ったのですが、同宿舎の情報によると24日まで長野県下の山は降雨に見舞われたようです。
25日からは晴天に恵まれるようになりましたが、その代わりに山にまで熱気が登ってきました。
11年ぶりの八ヶ岳遠征をナイトハイクで権現山まで
行ける所まで行くつもりでしたが
星空も見えず、山頂の標識以外は何も見えず
おまけに手強いゴロタ道、テンションも下がる一方です。
山頂から青年小屋までの岩石地帯もサラを抱え
時間をかけての下降でした。
小屋から巻道コースも押手川までは長く感じられて
ホトホト草臥れました。
23日出発を24日にずらしていたら素晴らしき夏空に迎えられ
八ヶ岳の展望台と云われる編笠山から、至福の眺めを
堪能できたかと思うと
僅か1日違いで、天と地の差は大きいです。
サラちゃんも長旅お疲れさまで~す!
山での展望はイマイチとのこと、次回に持ち越しですね。遠い飲み屋さん、いい感じ(笑)ですねぇ。
でも、ほんとにタフなかおりさんにびっくりです~。
開田高原、いいですね。御嶽山もバッチリ! 木曽馬もかわいいですよね。
昔、会社の保養所が木曽駒高原にあり、R19界隈はよく行きました(今は保養所も閉鎖されてしまいましたが…悲)
こちらは出撃なしでクソ暑い休日を過ごしてました。
いろんな花も楽しませていただき、ありがとうございました。ゆっくり休養され、次回の出撃に備えてください!
日曜日は朝から雨で驚きましたが、その後涼しくなりホッとしています。
かおりさんは猛暑の避暑に、恒例の青春18きっぷを利用して、八ヶ岳の編笠・権現山へ
ナイトハイクで青年小屋までってすごい事ですよね!
生憎のガスで展望がなくて権現山には登られなかったそうで残念でしたが、
今回もサラちゃん効果で、たくさんの出会いがあったのが収穫ですね。
帰路は開田高原で御嶽山の大展望を得られ、自由気儘な旅の良さを実感ですね
木曽馬の美しい毛並と迫力ある写真が素晴らしいです。
私は14日から5日間、北海道の知床・阿寒に行ってきました。
お天気を考えて3日間の羅臼岳登山予定日を作った
ところ、
ラッキーにも初日に登れたので、翌日は羅臼湖と羅臼町の海岸を散策、
3日目は雌阿寒岳に登ることができましたが
雌阿寒岳の登りは☀、下りは雷雨で最後に雨の洗礼を受けました
お天気を読むのは難しいですね。