1061 武奈ヶ岳～初ナイト 2017. 08. 20 晴れたり曇ったり

　　　　　　　　　　　　　パノラマコースから伊吹山
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木立の左に御嶽山が・・・

　　　　　　　　　　　　びわ湖と中央奥に白山　右は能郷白山

　　　　　　　　テント場の比良峠

　　　　　　　　　　　　　　直に寝袋で寝ているハイカーも見受けられます。

　　　　　　　　武奈ヶ岳山頂からびわ湖と白山

　　　　　　　　　　　　　　写真では分かりませんが乗鞍に穂高も見えていました。

　　　　　　　　　　　　　　オトギリソウ

お天気も良さそうで昼頃から比良へナイトハイクを計画、京都駅0時05分発の終電で0時47分比良駅着3人程

地元の方が下車。ホームの待合室に入ると深夜なのに冷房作動中にビックリ。サラが居れば即出発できますが

結局グズグズしてしまい1時45分出発どす。高架下を抜け山中に入り空を見上げると満天の星空でした。イン谷口より

大山口経て通い慣れたダケ道コースへ、深閑とした真っ暗な山の中、自分の足音だけが響きます。出会い頭で

熊との遭遇も怖いけれど「チョットお兄さんと・・・」手招く女の幽霊が出ないかとオドロオドロ・・

ともかく雑念を振り払い登って行きます。4時を過ぎると辺りが白みかけてきます。

　　　　　　　　　5:10　　　　痩せた馬の背手前から東の空が赤く染まり

　　　　この時間帯、山頂にいればご来迎が見られたのに・・・

　　　　　　　　　　　　駅を即出発すれば至福の武奈山頂だったかと悔やまれます。

　　　　　　　　　　　　　　びわ湖と鈴鹿の山々

　　　　　　　　5:15　　　北比良峠　この好天なのに皆さん白河夜船のようどす。



　　5:35　　　八雲ヶ原　　テント撤収されたのでしょうかハイカーは1人だけでした。

北比良峠から八雲に降りる道は度重なる豪雨で荒れ放題、泥濘個所もあり歩き難しでした。
　
当初は八雲からイブルキノコバ予定でしたが眺めが良さそうなのでパノラマコースに

　　　　　　　　　　　　　　　5:45　　　　　先週登った伊吹山が見えます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマグリ発見



　　　　　　　　　　パノラマコース

　　　　　　　　　　　　今まで下山にしか使っていないので新鮮どす。

　　　　　　　　　　　何とあの山は～　白山どすがな・・

　　　　　　　　　　　　　　樹林帯に入る手前の台地で一休みです。

　　　　　6:10　　　　　　びわ湖と白山を眺めながらパンとコーヒで腹ごしらへ

　　　　　　　　　　　　　　　鈴鹿の山々

　　　　　　　　　　　　　非日常が更に非日常の世界へ誘われ

　　　　　　　　　　　　　　　蛇谷ヶ峰と湖北の山々

　　　　　　　　6:40　　　　　コヤマノ岳の一角に到ちゃこ



　　　　　　　　　　　　　　　　ブナ林に迎えられ



　　　　　　　　　　　　　　　足元にはヤマジノホトトギス

　　　　　　　　　　　　　　　　　6:50　　　　武奈ヶ岳を指呼に臨み・・・

　　　　　　　　　　　左に双耳峰の桑谷山、奥には長老ヶ岳など丹波高地の山々

　　　　　　7:05　　　　1214ｍ　　　武奈ヶ岳山頂から伊吹山と御嶽山

　　　　　　　　　５ヶ月ぶり　独り占めの94回目の武奈山頂どす　

　　　　　　　　　　　　　　　三角点と白山　右は能郷白山

　　　　　　　　　　　　　　　　夏の時期に、これほど見えるとは　

　　　　　　　　　白山展望と手前から釣瓶岳、蛇谷ヶ峰。奥に三重ヶ岳に大御影山

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蓬莱山



　　　　　　　　　　　北山の峰々中央に峰床山　右方には鎌倉山

　　　　　　　　　　　　　　　中央奥に三重ヶ岳、右に大御影山

　　　左端奥に穂高、続いて乗鞍が微かに見え、中央に御嶽山と伊吹山

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナイトハイクは思わぬ大展望に・・・　

　　　　　　　　　　暫くして坊村から若いハイカーが山頂へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　釣瓶まで行ってピストンで坊村に戻るとの事でした。

　　　　　　　　　　　　北山連山　中央奥は長老ヶ岳

　　　　　　　　7:25　　　　山頂を後に久しぶり北稜歩きで細川越に向います。

　　　　　　　　　　　白山とびわ湖を眺めながら～

　　　　　　　　　　　　　　山頂から即下山すれば昼までには帰ることができたのですが・・・

　　　　　　　　　　　　　　　山頂が遠ざかっていきます。

　　　　　　　　　　　　白倉連峰（手前）と百里ヶ岳（右方）

　　　　　　　　　　　　北稜に咲くオトギリソウ

　　　　　　　　　　　　滑りやすき個所に気を付けながら下って行きます。

40分近く経過、1ヶ所平らな地点に出たのですが細川越標識が見当たりません。おまけに夏草や葉が繁茂して

判り難い箇所あり、テープもなく道が不透明。ひょっとすると左の支尾根に入り込んだ可能性大かもどす。

ナイトハイクして道迷い遭難なんてシャレにもならないので当初は細川越からスゲ原に出て、広谷からイブルキノコバに

向うつもりでしたが・・　ここは安全策で武奈山頂に戻ります。急坂の登り返しに息も絶え絶えどす。

本日のエネルギ―全部使い果たしてしまい（後日分かったのですが細川尾根を降っていました・・）

　　　　　　　　　　9:30 　結局2時間もロスして

　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　ハイカーが目立つ武奈に戻って来ました。

　　　　　　2度目の武奈山頂　カウント95回目にまけてほしいところだす～　

　　　　　　　　コヤマノ岳鞍部からブナ林を経て沢沿いにイブルキノコバへ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アキアカネかな・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　ナメ茸でしょうか・・

　　　　　　　　　　　　　　　10:30 　　 イブルキノコバ

　　　　　　　　　　10:45 　　 八雲ヶ原でパンとコーヒでお昼にします。

　　　　　　　　　　　木道の痛みが目立つ八雲ヶ原の湿原

　　　　　　　　　　　　　　湿原に咲くサギソウ　　　　　　　　　　ヨネちゃん提供

　　　　　　　　　　　　11:15 　　　 八雲を後に

　　　　　　　　　　　　崩壊地　　旧比良ロッジ跡地経由の方が歩き良いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　11:35 　　　　 ガス沸く　北比良峠

　　　　　　　　　　　　　　ダケ道に咲くヤマジノホトトギス

　　　　　　　　13:00 　　　大山口　沢の水で顔を洗いスッキリ。

　　　　　　　　　　　　イン谷口　　さすが足が草臥れてきます。

この後、後記に述べるよう遭難騒ぎあり、この地は救急車に消防車が集結したようどす。

　　　　　　　　　　　14:25 　　比良駅前から稲穂と比良の山なみ

　　　　　　　　　　　駅で着替えてＨＳ比良でかき氷頂きます。

14時53分の電車に乗車、ホームで奈良の男性から声がかかります。

「ヘリが2機飛んで来てホバリング、正面谷で事故があったようだ」との話でした。そういえば下山中サイレンの音が

響いていました。彼は「大峰山系が中心で比良は初めて正面谷から中峠経て武奈に登った」と

電車の中で語ってくれました。

夕方のニュースに報じられなかったので事故は大した事ではなかったのでしょうか・・・。

2時間のロスは痛かったですが無事に帰宅でき感謝感謝の比良202回目の山歩きの一日でした。

行程　京都0:05-0:47比良駅1:45～2:45イン谷口～3:05大山口～ダケ道～5:15北比良峠～35八雲ヶ原～

パノラマコース6:10 朝食～50コヤマノ岳鞍部～7:05武奈ヶ岳25～北稜歩き～9:30武奈ヶ岳～55コヤマノ鞍部～

沢沿い～10:30イブルキノコバ～10:45八雲ヶ原11:15～35北比良峠～ダケ道～13:00大山口～

14:15比良駅～ホッとステーション比良～比良駅14:53ー15:32京都