かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

京都北山 『峰床山の遭難』    2007. 09.17

2007-09-17 22:59:05 | かおりのひとりごと

昨日16日、朝刊に目を通すと遭難から8日ぶりに救助されるの記事に驚きました。

7日、京都北山『峰床山』に登った単の男性(47歳)が帰宅せず行方不明に・・
最初は小さな三面記事に載っただけなので其の後、どうなったか・・
全く判りませんでした。

警察など捜索したが時間の経過と共に打ち切られ、其の後、妹さんの
同僚で市役所山岳部有志7名が捜索、昨日お昼に鎌倉谷で足を骨折、うずくまっていた男性発見!衰弱してはいたが命に別状なしという内容でした。

捜索も打ち切られ、もし山岳部の出動がなければこのまま野垂れ死の可能性大です。夜は山中の真っ暗な中・・それも8日間も・・不安と絶望感に苛まれ、とても耐えられぬ日数です。

彼は道に迷い、沢を下り小さな滝に足を滑らして骨折、谷だと携帯は先ず繋がりません。1人だと助けを呼ぶことも出来ず、大きなリスクを背負います。
幸いなことに沢だったので水が流れています。此れで飢えをしのげたのが大きく
無事生還に繋がったのでしょう。
まだ47才の若さが幸いしたのかな?それにしても凄い生命力と強運の持主です。

それにしても妹さんの同僚山岳部有志を動かして捜索で発見とはドラマチックですね兄妹の深き絆が招き呼んだのでしょうかね

かおりも1人でよく北山へ出かけます。道も時々違えますが必ずコンパスと地形図は持参します。現在位置が判れば多少道迷いは解消されます。

1人だと万が一足を滑らしたり捻挫したりすると直遭難につながり、周りに迷惑をかけます。それだけに下山するまで緊張感を保ちながらの山行になります。

山登りは楽しみの多い反面、絶えず危険と紙一重、昨今、愛宕山や比良でもよく遭難騒ぎあり、其のたびに捜索に時間がかかりいまだに見つからないケースが増えています。
残された家族の辛苦は大変だろうと思います。
この夏の北アルプスは遭難事故最多のニュースが流れました、それも中年世代が多かったようです。

今回の遭難は『他山の石』として戒めにしたいと思います。
◎ 1人で山へ行く時は家人に行く先やコ-スを告げる。今迄は愛宕へ行く、比良、北山へ行ってくる程度しか伝えていませんでした  
◎ 道迷いしたら即、元の所に引き返す。
山は自己責任、くれぐれも事故のないよう及ぼす結果を考えて慎重に行動し、こころして参りますか・・

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3 コメント

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秋に衣替え (chika)
2007-09-20 23:05:58
風鈴からシックなトップに衣替えですね。

鎌倉山の記事は私も読みましたが、詳しい顛末は載っていなかったので何故8日間も発見できなかったのか不思議でした。
峰床山・八丁平・鎌倉山でも、少し道を外れると迷ってしまう怖い所だと再認識・・この時期は暑いので登山者も少ないからそれもある意味危険ですね。

お互い気をつけて安全登山を心がけましょう。


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衣替え (かおり)
2007-09-21 07:07:18
テンプレートは沢山、用意されているのですが
写真の大きさが一定に制限されるのが殆どなので中々思い通りのテンプレートが見つかりませんでした。
気が向けば 又変えるかもネ!

鎌倉谷の遭難、警察が7日間も捜索しながら見つからなかったのは不思議な気がします。怠慢?

かおりも北山へ、よく出かけますが
残暑厳しい、今の時期は登りません。
鬱蒼と樹木が茂り陰気な気がしますので
明るくて見通しが効く春先と晩秋から冬にかけてが
ベストで快適です。
日も短くなるので早出に14時には下山するよう心掛けています。

何はともあれ山は安全登山ですね!
返信する
Unknown (P-Jack)
2013-10-29 12:34:55
こんにちは、通りすがりです。

あの辺は山が深いのでお互い気をつけましょうねー。
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