明日は天気が崩れるとの予報に江若国境「大御影山」にAさんと二人で9年ぶり出かけてきました。
初夏を通り越し、真夏日になりましたが予想通り見事な花街道に大満足の一日に・・
今を盛りと咲き誇るオオイワカガミ
トクワカソウ
満開のシャクナゲ
行程とコース
京都7:30=志賀バイパス=近江今津=9:30ビラデスト今津~50平池~大御影山登山口10:00
~近江坂~35バイパス合流~11:23滝谷山分岐~河内谷林道出合~12:00大谷山分岐 昼食40
~13:15大御影山45~14:25河内谷林道出合~バイパス~16:00登山口~05平池~13ビラデスト今津
16:30=R161=朽木=19:20京都
初夏だというのに昨日は30度の夏日、今日も暑くなりますとのご託宣で・・・
7時半、Aさんの車で志賀バイパスからR161経て近江今津へ、気温高く琵琶湖は靄が~
比良の山並みや田圃は新緑鮮やかで爽やかな眺めが広がり今津からオートキャンプ場のある
「ビラデスト今津」へ高度を上げ、入村料ひとり300-払って9:30駐車場へ
9:50 標高488mの平池
10:00 植林の林道を少し進むと左に大御影山登山口があります。
山頂まで片道7Kコースです。小さな沢を渡り高度差200mジグザグの急登が始まります。
古道「近江坂」の両側にはオオイワカガミが咲き乱れ、花街道スタートです。
オオイワカガミ
初夏を彩るオオイワカガミ
木々の間から遠ざかる「ビラデスト今津」のキャンプ場
ザクザクと落葉を踏みしめ古道「近江坂」を行くAさん
10:35 近江坂とバイパス合流点、初っ端の急坂を登りきると後は楽勝です。
時々植林を行きますが殆ど明るい自然林で快適な尾根歩きに~
続いて薄いピンク色の可愛いいトクワカソウが・・
バイカオウレン
トクワカソウ群生
光を透かして~トクワカソウ2輪
琵琶湖も見え~
シャクナゲが出てきました。第3ステージの幕開けです。
花びらアップ
丁度見ごろのようです。
見事な咲きっぷりに居合わせたハイカーから歓声が・・・
青空バックに純白のタムシバも映えますネ。
蕾は赤く、花びらはピンクに染まるシャクナゲ
11:23 滝谷山分岐
木々の間から三重ヶ嶽974mが覗いています。
足元にはカタクリが・・・群生ではなくちらほら咲いて
オオバキスミレ
小塩山のカタクリと比べると少し小さく感じます。
11:45 P847、眺めの良い広場に出ました。歩いて来た尾根道が一望
後方には比良の山並みがうっすらと望まれます。
湖北武奈ヶ嶽865mです。三重ヶ嶽と共に「かおり」のテリトリー、違った角度から
登った山を山座同定するのも山の楽しみのひとつかも~ 左は赤岩山740m
三重ヶ嶽974m
12:00 P847から少し降ると河内谷林道に出ました。再び山道を行くと
大谷山分岐です。ここは滋賀県と福井の江若国境稜線、大谷山寄りでお昼に・・
冷えたビールで乾杯!ウマイー食事中、団体さんと、単独の方が大谷、赤坂山方面へ
大御影山をめざし、マイナスイオンを浴びながらブナ林が続く江若国境稜線歩きです。
若葉が輝き、小鳥の囀りを聞きながら爽やかで気持ちの良い尾根歩きに・・
新緑爽やかに
ブナ林が続きます。足元にはトクワカソウ、カタクリが楚々と咲いています。
若葉に包まれ・・・
漸く大御影山が見えてきました。
13:15 950m大御影山頂です。他に8名の方が寛いで居られました。
若狭の海を望み、正面には786m雲谷山
北東方面展望、左の高い山は野坂岳?すると右側は赤坂山?
南西には直線距離2,5k、大きな山容の三重ヶ嶽
青空と若葉
バイケイソウの葉 13:45山頂を後に
再びピストンでビラデスト今津に向います。
トクワカソウ
オウバキスミレ
14:25 河内谷林道に出るとサイクリングの若者達が寛ぐ姿が~。
再びシャクナゲ群生の尾根へ
これだけ見事に咲いた石楠花を見るのは久しぶりです~
帰りはバイパスを行きオオイワカガミの群落が続きます。
緑のバイパス道
花街道が続く今回のコース、危険箇所もなく安心して楽しむことができます。
16:13 「ビラデスト今津」到着,新緑と花三昧の一日を
心ゆくまで愉しんだ一日でした。Aさんお付き合い有難うございました。
運転共々先ずは お疲れ様でした。
「トクワカソウ」という呼び名は初めて知りました。
「イワウチワ」に瓜二つですね。
図鑑を当たりました。
「葉形」のほかはイワウチワと変わらない、とありました。
似ていて当然ですね。
生育地が「トクカワソウ」が中部~近畿の主に日本海側。
「イワウチワ」が関東~中部の主に太平洋側だそうです。
多分、元は同じで、生育地の違いがごく微妙な違いをもたらしているのではないでしょうか。
お陰で一つ知識が増えました・・・とはいっても、頭の中に定着しないのが大問題。
いつも懇切なコメント頂き、有難うございます。
実は私もイワウチワとトクワカソウの違いは
全く判りません。最初イワウチワと記入したのですが
ネット仲間のchikaさんのHPにはトクワカソウと
ありましたので其れに倣っただけで
いい加減なものです
丁寧に図鑑でお調べになる風花様には
頭が下がる思いです。
お互いに似たような花ですので風花さんがおっしゃるように生育地の違いが微妙な違いをもたらしているのでしょうね・・・