かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

648 坊村~武奈ヶ岳~JR比良駅(比良110)  2008.01. 06 快晴

2008-01-06 17:39:25 | かおりの山日記


                                         雪の西南稜と武奈ヶ岳

                             武奈山頂から釈迦岳方面を望む

新春登山第2弾、快晴の武奈ヶ岳にK2さんと登って来ました。
好天に恵まれ、白山も見えるのではと期待したのですが・・お天気良すぎて   

遠くは残念ながら霞んでいました。

今日のコース
出町柳7’45=8’45坊村~10’30御殿山~11’22武奈ヶ岳45~12’05コヤマノ岳~55金糞峠~
14’25イン谷口~15’10JR比良駅23-16’00京都駅


出町柳バスターミナルでK2さんと待ち合せ。彼とは去年10月の御池岳以来、久しぶりの山行です。

並んだ登山者は25人程度で全員着席、7’45出発!

8'45 坊村に到着、ここは谷間で日が当たらず朝はいつも寒々しています。

安曇川の曙橋を渡った広い駐車場や地主神社前の駐車場は車で一杯

リフト、ゴンドラが廃止になり此方、坊村がメインに変わってきたのでしょうか

9’25 杉林のジグザグ道を只管登って行きます。

汗はかきませんが我慢の登りが1時間近く続きます。やがて雪が出てきました。

左へトラバースする地点から凍結している箇所が出てきます。南から暖かい風が入り

気温が上がるの予報でアイゼン持参せず、木や岩に掴まり

兎に角滑らないよう細心の注意を払いながらP846へ


10’07          冬道を行きます。

   高度を稼ぐにつれ視界が広がり、振り返ると京都北山の山なみが・・

      夏道と合流、程なく御殿山到着

     10'30         御殿山から武奈ヶ岳

御殿山から    すると今回のハイライト西南稜歩きへ

積雪は50cmトレースあり、多くの登山者に踏み固められているので雪も締まり捗ります。

            下って来た御殿山を振り返ると・・・

   今日は愛宕山が良く見えます。(中央の奥)左端には花背峠の鉄塔も・・・

            幾重にも重なる北山の山なみ

手前の大きな尾根は白倉岳に続き、谷を隔てた真ん中の山なみはイチゴ谷山から

三国岳に連なっています。その左に傘峠(中央奥の丸い山)からブナノ木峠に続いています。

              雪の白さが目に沁む、西南稜

             武奈山頂へ、雪原の登りです 

              辿って来た西南稜を振返る。

           山頂が見えてきました、 あと一息です  

          武奈山頂が迫ってきました。

11'22  55回目、快晴無風の武奈ヶ岳山頂です 

坊村から2時間35分、無雪期とタイムは変わりませんでした。

先に行かれた超健脚のK2さん何と2時間  10時45分に着いたそうです。

彼と一緒の時はお互い気にせずにマイペースでを心掛けています。

         三角点と白倉連峰、背後に百里ヶ岳が見えます。

            お天気良すぎて遠望は全く利きません。

この写真は2年前の2月19日撮影したものです。

左から伊吹山、霊仙山、御池岳(ヤケオ山と釈迦岳の間)藤原岳、伊吹と霊仙山の

間に恵那山が見えます。

             其の時は白山大展望

白山の右は能郷白山に金糞岳、左端は湖北武奈に三重ヶ岳、大御影山など・・

当日、冷え込みがきつく坊村からアイゼン着用、天気は高曇り、凍えるような寒さが幸いしたのか

大気も澄み渡り、透明度抜群!東は南アルプスの赤石岳から聖岳、西は氷ノ山まで

東西合わせて500kが見渡せる大展望でした。

因みに、この時ご一緒したk2さんは坊村から登るのは初めだそうです。

めて登り、この大展望ですから運のいいやつ、憎たらしくなります 


    雪に埋もれたお地蔵さん、バックの山は蛇谷ヶ峰、手前は釣瓶岳

          山頂からの眺め、愛宕山と峰床山(右端)

           山頂の賑わい バックは蓬莱山

11’45   お握り一つ頬張って、左に見えるコヤマノ岳に向かいます。

         武奈を仰ぐ、右が山頂で空の青さが目に沁みます。

山頂から10分もかからず、此処まで降りて来ました。

雪があると滑るよう・・無雪期より捗ります。

        武奈ヶ岳とコヤマノ岳の鞍部

12’05     登り返してコヤマノ岳山頂を踏み

               ブナの林を見ながら

中峠には行かず、ここから尾根伝いにショートカットして金糞峠に向います。

ブナ林から芦生杉、シヤクナゲに変わり、雪の尾根道を快調に飛ばし・・

ヨキトウゲ谷に降り、手つりの付いた小さな橋を渡り

       明るい空間に向かって少し登ると金糞峠に

12'55 金糞峠 JR比良駅までk2さんなら1時間と少々あれば充分です。

で・・ここで解散宣言、先に行って頂きました 

残りのお握りを食べ、急坂を滑らぬようゆっくり下山にかかります。石の

ゴロゴロした青ガレを過ぎ、山影に入ると時々スルッと滑り、要注意です。

後は鼻歌交じりに只管下ります。

14'25 イン谷口着, ひっそりと静まり返っています。
 
早咲きの菜の花と堂満岳を見ながら 15’10 JR比良駅に着きました

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12 コメント

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快晴の西南稜 (chika)
2008-01-06 18:31:28
かおりさん、早速写真を有難うございました。
快晴の西南稜は気持ち良かったことでしょうね♪
天気予報を見て出来れば今日行きたかったのですが、
妹の予定があってやむなく昨日にしました。
風もあってコヤマノ岳はとても寒かったです。
ちいさな霧氷が見られたのでまあいいかと・・

素敵な写真を拝見しにまたお邪魔します。


返信する
残念・・・でした (かおり)
2008-01-06 20:49:23
2日の鞍馬尾根はどんよりした鉛空でしたが
今日の武奈は気持ちの良い青空が広がり
最高の登山日和でした。

お天気が良ければ気温も上がり
遠くが霞んでしまいます。
今日は伊吹山も見えませんでした。

雪山歩きは青空が見えるのと見えないのでは
醍醐味とか楽しさなど受ける印象が
随分違いますね
返信する
いいなあ♪ (ふーちゃん)
2008-01-08 05:28:09
しばらく比良山へ行っていないですが・・・。
綺麗な写真に魅せられて興味津々です。
雪があるだけでまったく違う雰囲気になりますね。

武奈ヶ岳からの北山の名前 
よくご存知ですね。
ふーちゃんにはみな同じ山にしか見えませんが 

6日は天気はよかったですが霞んで・・・。
4日の方が風景にコントラストがありました。
返信する
雪の比良歩き (かおり)
2008-01-08 22:16:25
比良へは
四季折々通っています。

夏はどちらかと言うと暑いので
敬遠です。

雪の比良はお天気良ければ
のんびりと稜線散歩を楽しむことが出来ますが
雪の降る時もあるし、地吹雪に吹かれた日も
ありました。

足の続く限りチャレンジー精神を失わないよう
頑張っていきたく思っています。
返信する
はじめまして (とく)
2008-01-08 22:55:50
かおりさん はじめまして<m(__)m>

先日、坊村から登った 三人組の一人です
期待しないで下さい 私は男性の方です(笑)
早速、拝見させて頂いております 空気が透き通った時の武奈の山頂の景色は素晴らしいですね。
是非ともボクもこの目で白山を見たい そんな気持ちです。
また、遊びにきます。
返信する
ようこそ・・・ (かおり)
2008-01-09 06:53:20
トクさん
お早うございます。

あの日の武奈は好天に恵まれ
青空と雪の白さに輝いていましたネ

先導される3人組さんを後から
点景として撮らせて頂きました
皆さんの若さが羨ましくなります。

残念ながら白山は見えませんでしたが
又、比良へお越しを・・・

後ほど、遊びに行きます。
返信する
Unknown (風花爺さん)
2008-01-09 07:21:58
京都ではそんなに手近で雪山が楽しめるのですね。

東京近郊では降雪直後でなくてはダメです。
特にこの冬は雪が殆どありません。

雪道は良く踏まれていれば、夏道より楽に思えることもありますね。

恵那山まで見えるんですね。

私も山座同定は大好きです。
返信する
雪山賛歌 (かおり)
2008-01-09 09:33:05
そうなんです。30分も
電車に乗れば雪国なんです。

比良は手近で、多い時は1m近く積もり
豪雪の中を登ったことも度々です。

それに空気が澄んでいるので
お天気にも左右されますが・・
御嶽山に乗鞍、南アルプス
真白な白山など遠方の山が見える時があります。

雪道の下りは転がるよう
無積雪期より捗り快適です。

武奈ヶ岳はやはり関西の名山です。
返信する
おじゃましま〜す (akko)
2008-01-09 19:53:26
おじゃましま〜す

かおりさん、はじめまして(^-^)
三人組のうちの女子でーす(笑)

きれいな写真ですね!
ほんとうに、青い空&雪の白がきれいでしたよね♪

挨拶をかわす人全員が、笑顔で歩いてました。
そんな最高の日でしたね。
白山が見れなくて残念でしたが、あれ以上望むのは贅沢という気もします。
次回の楽しみにとっておくことにします。

アイゼンなしで登っておられたのにはビックリしました(笑)
山行の続きが気になります〜
また、続きを読みにおじゃましますネ。
返信する
笑顔の3人組 (かおり)
2008-01-10 00:05:29
akkoさん
ようこそお越し頂き
有難うさんです

私のお墓の前で・・じゃ~なかった
私の前を歩いていられた3人組さん
風景の前景として入れさせていただきました。

利用できるものは何でも利用する
貪欲でいけない『かおり』です

素晴しい好天に恵まれ、空の青さと
雪の白さ、雪山は最高のロケ-ションです。

それに皆さんの若さが一段と
輝いていましたネ

弾ける笑顔に此方も元気をもらいましたありがとうさん
返信する

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