図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
私は参加しなかった
2021年の春、私はやっと病気から回復し、定例会などに参加するようになりました。
そんなころ、私あてにMさんという女性から電話があり「郷土を元気にする会のMだけれど、明和義人のイベントを市民プラザで8月にするので、紙芝居を展示していいか」などと言われました。ネット上に携帯番号を公開していますから、そういう問い合わせがきてもおかしくないなと思い、「図書館に入れたものですから、勝手に使っていいですよ」などと答えました。
すぐに、ネットで会の名前を検索し、後援団体も表示されていたので見ました。「世界」とか「平和」とか「家庭」とかあるのを見て、「ちょっと右寄りの団体だな」と思いましたが、もちろん2021年の事ですから、あの団体とは思いつきませんでした。市民プラザでやる位だから、会員も多く、お金を持っている団体だなと思ったくらいです。いくつかの自治体の後援も取り付けて、公的な施設でもイベントをやっているようで、そんなもんかなと思いました。
ちょっと会ってもらえないかと仰るので、ほんぽーとの喫茶コーナーで会って10分ほど話をしました。彼女は市役所で発行している明和義人のパンフレットなどを持って来られて、なかなか熱心なご様子でした。イベントに参加しないかと誘われましたが、あいまいに答えていました。「作者でございます」と行くのは、とても恥ずかしいことだと自分では思っていました。
夏になって、ガラケーからスマホになったときに、ラインが通じたようで、再度誘われたのですが、行きませんでした。
その後、11月に良寛さんをテーマにしたイベントをするとのことで、また連絡が来て、「アカウントを追加すると中継が見られる」などと言われました。はっきりしたほうが良いと思ったので、ここでしっかりお断りしたら、ひとこと「しつこくてすみません」などと返信があり、その後連絡は途絶えました。
そして半年以上経ち、安倍元総理の事件があり、名前を変えた団体名が取り上げられるようになり、「もしかして」とそのサイトを見たら、やはり、後援団体がそれでした。
行かなくて良かったなと胸をなでおろしましたが、紙芝居が使われてなんだかちょっと悲しいです。
その時は、地域のために活動している右寄りの団体だから、郷土の偉人を取り上げるのは合点がいくと思ったのです。
今、いろいろ調べると、協賛したり後援したりした会社や自治体の担当者は結構大変な目にあっているようです。最近図書館からもお達しが来たりして、問題が広がっているようです。
もうこの人たちは、この名前を使って活動はしないでしょう。どんな名前で出てくるでしょうか。
Mさんは今頃どうしているだろう、と思ったりしています。彼女は「より大きい価値のために」活動に参加したのでしょうか。絵本の読み聞かせ団体も、地域を良くしようと思ってやっている方々も多いでしょうが、そこに意味不明の思い込みやつじつまの合わない教祖様の言葉はないでしょうか。宗教と思い込みの境目で立ち止まっている方は、どうか、目を覚ましてほしい。
そんなころ、私あてにMさんという女性から電話があり「郷土を元気にする会のMだけれど、明和義人のイベントを市民プラザで8月にするので、紙芝居を展示していいか」などと言われました。ネット上に携帯番号を公開していますから、そういう問い合わせがきてもおかしくないなと思い、「図書館に入れたものですから、勝手に使っていいですよ」などと答えました。
すぐに、ネットで会の名前を検索し、後援団体も表示されていたので見ました。「世界」とか「平和」とか「家庭」とかあるのを見て、「ちょっと右寄りの団体だな」と思いましたが、もちろん2021年の事ですから、あの団体とは思いつきませんでした。市民プラザでやる位だから、会員も多く、お金を持っている団体だなと思ったくらいです。いくつかの自治体の後援も取り付けて、公的な施設でもイベントをやっているようで、そんなもんかなと思いました。
ちょっと会ってもらえないかと仰るので、ほんぽーとの喫茶コーナーで会って10分ほど話をしました。彼女は市役所で発行している明和義人のパンフレットなどを持って来られて、なかなか熱心なご様子でした。イベントに参加しないかと誘われましたが、あいまいに答えていました。「作者でございます」と行くのは、とても恥ずかしいことだと自分では思っていました。
夏になって、ガラケーからスマホになったときに、ラインが通じたようで、再度誘われたのですが、行きませんでした。
その後、11月に良寛さんをテーマにしたイベントをするとのことで、また連絡が来て、「アカウントを追加すると中継が見られる」などと言われました。はっきりしたほうが良いと思ったので、ここでしっかりお断りしたら、ひとこと「しつこくてすみません」などと返信があり、その後連絡は途絶えました。
そして半年以上経ち、安倍元総理の事件があり、名前を変えた団体名が取り上げられるようになり、「もしかして」とそのサイトを見たら、やはり、後援団体がそれでした。
行かなくて良かったなと胸をなでおろしましたが、紙芝居が使われてなんだかちょっと悲しいです。
その時は、地域のために活動している右寄りの団体だから、郷土の偉人を取り上げるのは合点がいくと思ったのです。
今、いろいろ調べると、協賛したり後援したりした会社や自治体の担当者は結構大変な目にあっているようです。最近図書館からもお達しが来たりして、問題が広がっているようです。
もうこの人たちは、この名前を使って活動はしないでしょう。どんな名前で出てくるでしょうか。
Mさんは今頃どうしているだろう、と思ったりしています。彼女は「より大きい価値のために」活動に参加したのでしょうか。絵本の読み聞かせ団体も、地域を良くしようと思ってやっている方々も多いでしょうが、そこに意味不明の思い込みやつじつまの合わない教祖様の言葉はないでしょうか。宗教と思い込みの境目で立ち止まっている方は、どうか、目を覚ましてほしい。
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