図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
ストーリーテリングのおはなしのじかん②
2009年5月24日 14:00~14:30
新潟市立中央図書館ほんぽーとおはなしのへやにて 団体名/おはなし日和
参加者数 子ども13 おとな6 ボランティア3人
図書館に事前提出したおはなしのタイトル・出典等
① あなのはなし
『愛蔵版おはなしのろうそく』2
東京子ども図書館/編 東京子ども図書館
② 豆の上に寝たお姫さま
『子どもに語るアンデルセンのお話』1
松岡享子/編 こぐま社
③ 聞き耳ずきん
『子どもに語る日本の昔話』2
稲田和子・筒井悦子/著 こぐま社
④ 星の銀貨
『子どもに語るグリムの昔話』3
佐々梨代子・野村滋/訳 こぐま社
⑤ ふるやのもり
『おはなしのろうそく』4
瀬田貞二/再話 東京子ども図書館
⑥ おむすびころりん
『決定版日本の民話事典』日本民話の会/編 講談社
『おむすびころりん』柴野民三/文 安井康二/画 教育画劇
(前日に追加 『日本昔話百選』稲田浩二・稲田和子/編・著 三省堂)
⑦ おどるがいこつ
『あったてんがの』長岡市歴史双書29
長岡市史編集委員会/編 長岡市
⑧ 三びきのやぎのがらがらどん
『三びきのやぎのがらがらどん』
マーシャ・ブラウン/え せたていじ/やく 福音館書店
⑨ トイレの花子さん
『本当にこわ~い都市伝説』藤田晋一/編 PHP研究所
『現代の民話』松谷みよ子/著 中央公論新社
但し、プログラム用紙がA5(B6ではなかったですね。すみません後日訂正)のため、全て印刷原紙に書き込むことができないと図書館の指摘があり、石倉と調整後、⑥~⑨はおはなしのタイトルのみ表記。参考文献はプログラム表記上「~より」と書かれていた。
おはなしのへやに、貸し出し用として、参考文献は全て揃えられていた。これは通常通り。
13:50ころはじめる。舞台設営をいっしょにやった子どもたちが待っていたので。全て聞き手による選択。石倉はどれも5分程度に収まるよう、自分で再話して準備していた。
順番
1 ⑦「おどるがいこつ」石倉
唱え言葉の歌は、大阪の紙芝居コンクールで聞いた鳥取の永井睦さん製作の手づくり紙芝居のものを使った。鳥取県八頭郡の民話だそうだ。話は長岡の採話。
2 ④「星の銀貨」Yさん
3 手遊び「もちっこやいて」石倉
焼くものを子どもに聞いて4回くらいやる
4 ③「ききみみずきん」Iさん
後半部分、小さい子どもたち数人が薪をいじり始める。少しいじるとまた聞く、を繰り返す。小学生くらいの男の子は体育ずわりのまま語り手に体を向けて聞いている。
5 手遊び「もも・もも」(前のページに書いた)子ども
6 手遊び「ちょいとぱらさん」石倉
7 ⑨「トイレの花子さん」石倉
「こわくないようにやるわね」とはじめる。
Iさんの「こわいこわい」を合いの手に、3分くらいで語る。「はーなこさん、あーそーぼ」というモチーフを語り、「転校生の話ですが」と続けて、「赤い紙いるかー青い紙いるかー」のモチーフを、続けて語る。
直後、前記の男の子が「ぼく、トイレの○○さん(忘れてしまったが男の名前)知ってる!」
会員さん誰か「へえ~男バージョンもあるんだ・・教えて!」
「え~っと、え~っと」
「なんかの本にかいてあるかも」「司書の人に聞けば」
「ウン」・・と言って、弾丸のように部屋から出て行った・・で、そのまま帰ってこなかった。
あとから考えると、モチーフを二つ続けたので、「僕はこれこれを知ってる」という子どもの言葉を引き出せたのではないかと思う。学校の怪談はやっぱり子ども文化だなあ、と思った次第。
8 ⑥「おむすびころりん」石倉
自分のノートに参考文献を書いてあるのだが、全て参考にして再話して語った。特に、民話事典は、話全てを網羅してある地図のようなもので、ここから細部を詰めていけば、どんな話も語れるような気がする。
この話の、はやしことばをどこから取ったか、自分では紙芝居からとったつもりだったが、数日前に確認したら『日本昔話百選』の中の話からだったことに気づき、これは参考文献に入れておかないといけないなと、後日図書館担当者に言った。本を取り寄せ並べてあった。まあ、あんまりそれで借りる人はいない。終了後、紙芝居は聞き手の女性が手にとって自分の子どもに読んでいた。
手遊びを教えてくれた女の子が「知ってる知ってる」とリクエストしてくれたので、女の子と時々「次、どうだった?」と確認しながら語っていく。お互いにうなずきを合いの手にしながらの語りだった。
女の子は③の時に、薪をいじりながら聞いていた。そのときにいじらないように注意していたら、手遊びも、語りの合いの手も、してもらえなかったかもしれない。どこから注意するのか、その場の判断だけれども、学ぶことが大きい。
9 ⑧「三びきのやぎのがらがらどん」石倉
ほとんど絵本と同じだが、トロルから逃れて歩き去るところを「カタコト」と音にして語った。「~と言いました」も省略して口調を変えることで誰の言葉か分かるようにした。オチの言葉も、子どもにすっきりわかるようにした。
10 おまけ 大型絵本『こすずめのぼうけん』
同 『はらぺこあおむし』
終了は14:40分頃。正味は50分間になった。図書館に人が多かったのが、とても幸運でした。
ストーリーテリングのおはなしのじかん①へ
新潟市立中央図書館ほんぽーとおはなしのへやにて 団体名/おはなし日和
参加者数 子ども13 おとな6 ボランティア3人
図書館に事前提出したおはなしのタイトル・出典等
① あなのはなし
『愛蔵版おはなしのろうそく』2
東京子ども図書館/編 東京子ども図書館
② 豆の上に寝たお姫さま
『子どもに語るアンデルセンのお話』1
松岡享子/編 こぐま社
③ 聞き耳ずきん
『子どもに語る日本の昔話』2
稲田和子・筒井悦子/著 こぐま社
④ 星の銀貨
『子どもに語るグリムの昔話』3
佐々梨代子・野村滋/訳 こぐま社
⑤ ふるやのもり
『おはなしのろうそく』4
瀬田貞二/再話 東京子ども図書館
⑥ おむすびころりん
『決定版日本の民話事典』日本民話の会/編 講談社
『おむすびころりん』柴野民三/文 安井康二/画 教育画劇
(前日に追加 『日本昔話百選』稲田浩二・稲田和子/編・著 三省堂)
⑦ おどるがいこつ
『あったてんがの』長岡市歴史双書29
長岡市史編集委員会/編 長岡市
⑧ 三びきのやぎのがらがらどん
『三びきのやぎのがらがらどん』
マーシャ・ブラウン/え せたていじ/やく 福音館書店
⑨ トイレの花子さん
『本当にこわ~い都市伝説』藤田晋一/編 PHP研究所
『現代の民話』松谷みよ子/著 中央公論新社
但し、プログラム用紙がA5(B6ではなかったですね。すみません後日訂正)のため、全て印刷原紙に書き込むことができないと図書館の指摘があり、石倉と調整後、⑥~⑨はおはなしのタイトルのみ表記。参考文献はプログラム表記上「~より」と書かれていた。
おはなしのへやに、貸し出し用として、参考文献は全て揃えられていた。これは通常通り。
13:50ころはじめる。舞台設営をいっしょにやった子どもたちが待っていたので。全て聞き手による選択。石倉はどれも5分程度に収まるよう、自分で再話して準備していた。
順番
1 ⑦「おどるがいこつ」石倉
唱え言葉の歌は、大阪の紙芝居コンクールで聞いた鳥取の永井睦さん製作の手づくり紙芝居のものを使った。鳥取県八頭郡の民話だそうだ。話は長岡の採話。
2 ④「星の銀貨」Yさん
3 手遊び「もちっこやいて」石倉
焼くものを子どもに聞いて4回くらいやる
4 ③「ききみみずきん」Iさん
後半部分、小さい子どもたち数人が薪をいじり始める。少しいじるとまた聞く、を繰り返す。小学生くらいの男の子は体育ずわりのまま語り手に体を向けて聞いている。
5 手遊び「もも・もも」(前のページに書いた)子ども
6 手遊び「ちょいとぱらさん」石倉
7 ⑨「トイレの花子さん」石倉
「こわくないようにやるわね」とはじめる。
Iさんの「こわいこわい」を合いの手に、3分くらいで語る。「はーなこさん、あーそーぼ」というモチーフを語り、「転校生の話ですが」と続けて、「赤い紙いるかー青い紙いるかー」のモチーフを、続けて語る。
直後、前記の男の子が「ぼく、トイレの○○さん(忘れてしまったが男の名前)知ってる!」
会員さん誰か「へえ~男バージョンもあるんだ・・教えて!」
「え~っと、え~っと」
「なんかの本にかいてあるかも」「司書の人に聞けば」
「ウン」・・と言って、弾丸のように部屋から出て行った・・で、そのまま帰ってこなかった。
あとから考えると、モチーフを二つ続けたので、「僕はこれこれを知ってる」という子どもの言葉を引き出せたのではないかと思う。学校の怪談はやっぱり子ども文化だなあ、と思った次第。
8 ⑥「おむすびころりん」石倉
自分のノートに参考文献を書いてあるのだが、全て参考にして再話して語った。特に、民話事典は、話全てを網羅してある地図のようなもので、ここから細部を詰めていけば、どんな話も語れるような気がする。
この話の、はやしことばをどこから取ったか、自分では紙芝居からとったつもりだったが、数日前に確認したら『日本昔話百選』の中の話からだったことに気づき、これは参考文献に入れておかないといけないなと、後日図書館担当者に言った。本を取り寄せ並べてあった。まあ、あんまりそれで借りる人はいない。終了後、紙芝居は聞き手の女性が手にとって自分の子どもに読んでいた。
手遊びを教えてくれた女の子が「知ってる知ってる」とリクエストしてくれたので、女の子と時々「次、どうだった?」と確認しながら語っていく。お互いにうなずきを合いの手にしながらの語りだった。
女の子は③の時に、薪をいじりながら聞いていた。そのときにいじらないように注意していたら、手遊びも、語りの合いの手も、してもらえなかったかもしれない。どこから注意するのか、その場の判断だけれども、学ぶことが大きい。
9 ⑧「三びきのやぎのがらがらどん」石倉
ほとんど絵本と同じだが、トロルから逃れて歩き去るところを「カタコト」と音にして語った。「~と言いました」も省略して口調を変えることで誰の言葉か分かるようにした。オチの言葉も、子どもにすっきりわかるようにした。
10 おまけ 大型絵本『こすずめのぼうけん』
同 『はらぺこあおむし』
終了は14:40分頃。正味は50分間になった。図書館に人が多かったのが、とても幸運でした。
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